「炒飯茶漬け」 藤枝市堀之内 寿蘭

なんだか妙に眠くて、先ほど1時間ほど居眠りをしていた。
ベッドに横になって読書をしていたら、そのまま寝てしまったわけで、今になってようやくシャワーを浴びて歯も磨いたところ。

そういえば今日は昼も夕方も眠かった。
特に午後は、ちょっと集中力に問題があるくらいに眠い時間があった。
何か変なものを食べたのかもしれない…と考えたが、実際に今日の昼食は変なものだった。

そう、今日は昼に「炒飯茶漬け」を食べたのだった。

 

 

藤枝市の谷稲葉インターチェンジサッカー場があるあたり、瀬戸川の川沿いにある古い中華料理店「寿蘭」を選んだのは、訪問先で勧められたから。
普段なら素通りするような古い店だけれど、何を注文してもおいしいのだという。ちなみに高校時代には別所哲也氏も訪れていたそうだ。このあたりの出身なのだろう。

外見は古いが、店内はとても綺麗だった。
リフォームをしたのではなくて、掃除が行き届いている。田舎の古い店ということで物も多いけれど、主張が強くて嫌な感じはしない。それだけで、なかなか珍しい店だとわかる。

店の名物は肉団子のようだ。でもお客さんは、見た感じではそれ以外のものも注文している。勧めてくれた人達が言うように「何を食べてもおいしい」のだろう。

そんな店だが、僕が選んだのは「炒飯茶漬け」。
初回の訪問なのだから、もっと穏当な品を選べば良いものの、好奇心に逆らえなかったのだ*1

 

その「炒飯茶漬け」は、とてもおいしかった。
醤油ラーメンよりは少し淡い色のスープ*2に、炒飯が一人前、漬かっている。おいしいものの組み合わせだから間違いは無いのだが、でも初めて見る光景だ。
どことなく「泡飯*3」を連想する味ではある。

チャーシューが2枚あるので、ラーメンは食べたいけれど麺よりご飯もの、といった精神状態の時には嬉しいかもしれない。

これだけなら阿呆みたいな組み合わせメニューだが、千切りの生姜と、種を抜いた梅干しが、きちんとした料理として成立させている。特に生姜がうれしい。

しかし、実にジャンクな食事ではある。
ラーメンと似たスープが、ラーメンと同じ量は入っている。茶漬けという形式だからそのほとんどを飲み干すことになる。炒飯にだって味付けはしてあるから、医師から塩分摂取を控えるよう言われている人には勧められない。

 

炒飯が特別多いわけではなかった。でも、お腹いっぱいになった。
おそらくは、この満腹感が午後の眠気に繋がったのだろう。

夕食ではご飯を半分以下にしたのだが、それでも(満腹感は無くても)暴食した日の感じが、居に残っていた。
全くおとなしい、高齢者が静かに食事をする店だったが、この「炒飯茶漬け」に限っては、いささか変だった。

というわけで、次に行くとしたら、ごく普通の品を注文したい。
メニューには全く書いていないが、肉団子などは一人客向けにハーフサイズがあるようだ。そんなやり取りの声が聞こえてきた。可能ならば、それを試してみたい。

 

では、髪が乾いたら寝ます。おやすみなさい。

 

 

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