温麺を試す

宮城土産に温麺をいただいた。
温麺と書いて「うんめん」と読む。

長さ10cmくらいの乾麺が束になっている。
短くなってはいるが、少し太めの冷や麦くらいの小麦麺だから、茹でる時間は4分ほど。1束で100gあって、短いながらも一人前はしっかりとある。

短いと、小さな鍋で茹でることができるので使いやすい。
おすすめの食べ方として「野菜多めの味噌仕立て」とあるが、これは具だくさんの味噌汁なのか、これで1食となるのか、よくわからない。なにしろ宮城県には行ったことがないのだ。

でも、手抜きの夕食にはとても便利。
我が家は、夕食を麺類だけで済ませる習慣は無いのだが、こういう名物ならば喜ばれる。
というわけで、今日は根菜をたっぷり使った汁物に、この温麺を入れてみた。
蓮根、牛蒡、葱、椎茸、人参、蒟蒻、シメジ、鶏肉はそれぞれ小さめに切り、濃いめの出汁で煮ておく。味付けは塩と醤油と酒。生姜のすりおろしは多め。油揚げを買い忘れたので、厚揚げを賽の目に切って入れる。

少しだけ澱粉でとろみをつけたら、別に火を通しておいた里芋も加える。
茹で上げて洗った温麺を入れて完成。

1束(100g)が一人前だと思うが、我が家の夕食では1束を2人で分けて十分な量。夜はそれほど量を食べないのだった。

七味唐辛子や柚子胡椒を入れて食べると、おいしいものである。
短い麺は、レンゲを使うと食べやすい。

 

 

温麺、とても良いものだった。
主食にもなる軽い麺類は、なかなか貴重な存在だ。
静岡のスーパーマーケットでも手に入るというので、今度は自分で買ってみようと思う。
今までどこかで見かけていた気がするけれど、「味噌汁の友」と混同していた。

お題「ささやかな幸せ」

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