四国暮らしで知り合ったご夫婦に、ニラをいただいた。
彼らには仕事で借りがある(と思われている)ので、この土地で暮らし始めてから様々なものをいただいている。仕事で関わることは無くなったが、たまに連絡があって、何かと気にかけていただいている。
今日のニラは、高知の親類から届いたものだそうだ。
高知県はニラの産地で、今が旬。確かにスーパーマーケットでもよく見かける。
自分はそれほど好きではないが*1、安くて使いやすくて栄養もあるので、割と頻繁に買っている。
しかし今回は、量が多い。スーパーマーケットの基準なら、4束を超える。
受け取った時に、なんとなく「持て余したので、おすそわけ」なニュアンスがあった。釣り好きの人から下ごしらえしていない魚が届いた、夕食後に打ち立ての蕎麦が来た、そういう感じ。野菜だと、タケノコや大根が、ある時期に山ほど手に入ることがあるが、あれに似ている。
すぐに食べないと悪くなってしまうから…と言われたのも、この量を問題にしているのだと推測する。
スーパーマーケットのニラと違い、葉先が傷んでいる部分もある。
洗浄と分別に、ずいぶん手間がかかってしまった。
夕食ではニラのスープを作り、1束分はおひたしにして、残りは「壺漬け風」にしてみた。壺漬けなる保存食は、ネットで調べて知った。要は豆板醤と醤油と唐辛子に漬け込んだ品である。レシピサイトでは、味噌と一味唐辛子での代用を提案していたが、今回は「ひしお」とキムチ用唐辛子を使ってみた。
「ひしお」により煮切ったみりん、砂糖を使わずに済む。キムチ用の唐辛子は、辛味が穏やかで、量の加減がしやすい。
「壺漬け」については、食べるのは明日以降となる。
これ、チェーン店のラーメン屋さん見たことがある。でもどんな店なのか、まるで思い出せない。
ニラの山については片付いたので、今からお風呂に入ります。その後、寝ます。おやすみなさい。
*1:ニンニクやニラは臭いが少しだけ苦手。