3月に手続きをしていたマイナンバーカード、ようやく受け取ることができた。
ずいぶん待った気がする。たぶん職人が1枚ずつ、素材から手で削り出しているのだろう。
受付の時も、パソコンで出来るといいながら、結局は窓口のおじいさんが僕の写真を撮り、僕の個人情報を聞きながら入力して、手続きを進めていた。
ちょうど窓口がある駅ビル(ことでん瓦町駅)に行ったついでだったから寄っただけなのだが、あれなら自宅のパソコンで、自分で入力したほうが速かったと思う。
マイナンバーとマイナンバーカードについては、とにかく全ての手続がのんびりしている感が強い。
今日の受け取り窓口も、同じ駅ビル。
さすがに空いていた。
図書館の分館や、公営の健康相談窓口、簡単なジムなどもあるフロアの大半が使用中止となっているから、とても静か。幼児向けの遊具やベンチも、今日は使えない状態だった。
本人確認の後に、パスワード2種類を設定する。これは自分で端末を操作して行う。
パスワードを書いた紙は「一緒に持ち運ぶな」と言われて渡される。正直なところ、そんな紙は要らないのだが、不要だと伝えたら「渡すことになっている」と言われてしまった。セキュリティリスク、という言葉が頭に浮かんだのだが、まあ仕方がない。
ちなみに、自分のスマートフォンは、NFC自体は使えるのだが、政府のマイナンバー用アプリの適用外なため、今のところカードを持っていても使いみちは無い。ハードウェア的には(例えばNFCのバージョンなどは)条件を満たしているので、給付金申請などで活用したかったのだが。
帰路、県立図書館に寄った。
読み終えた本を返し、続巻を2冊借りる。
小さなサコッシュで自転車移動。そして外は小雨が振りそうな感じ。
なので買い物用に持ち歩いている、小さく畳めるバッグ(袋)を使うことにする。
貸出し窓口で認証してもらっている時に、その畳めるバッグを広げる。
「はいどうぞ。返却は○○日です」と本を渡されたときに、うっかり「あ、袋はいいです」と言いそうになった。「あ、りがとう」とごまかすことができた。
このバッグを使うのは、基本スーパーマーケットのレジだから、反射的にビニール袋を断ってしまうのだった。
本当に、ぎりぎりのところで言葉を止めることができた。
中年になってから、「あ、どうも」の代わりにできるだけ「ありがとう」と言うことにしているのだが、今日はそれが役に立ったかたちだ。
図書館という知的な空間で、恥をかかずに済んだ。
とはいえ、この辺りのスーパーマーケットでも、ビニール袋の有償化が進んでいる。
いわゆるディスカウントスーパーとドラッグストア以外は、有償あるいは、声をかけて1枚貰える。それで不便かというと、別にそんなことはない。アパートがゴミ収集を民間委託していることもあって、市が指定するゴミ袋以外でも使える。そして僕は、実家から持ってきたゴミ袋、引っ越しの時に買ったゴミ袋、旅先で必要にかられて買った長崎市指定ゴミ袋の備蓄があるのだった。これだけあれば、スーパーのレジ袋を活用する理由も無いのだった。
それにしてもiMacの調子が悪い。
操作を全く受け付けなくなって、そのまま放置したら、勝手に再起動した。
昨晩、新型のMacBook Proの購入ページを見たからかもしれない。
持ち主が「次」を考え始めると、壊れるのが機械というものなのだ。特に電子機器はその傾向がある。自分としては、MacBook Proを買うつもりは、今のところ無いのだけれど*1。
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