帰宅したら、「餃子を作っておくように」とメモがあった。
つまり夕食は餃子である。
冷蔵庫を見ると、キャベツがある。白菜もある。
でも、それ以外が無い。この状態で餃子を指定されるとは予想外である。
ともあれ、スーパーマーケットに行き、餃子の皮と、ひき肉と、にんにく、生姜、そしてもやしを買ってきた。
仕事で疲労していたので、冷凍餃子(140円)を買ったほうが安上がりかつ楽なのだが、メモの趣旨としては「餃子を作ることで、キャベツや白菜を消費せよ」ということなので(推測)、ここは頑張らなければならない。
とはいえ食べざかりがいるわけではない我が家。それほど沢山は作らない。
キャベツや白菜は適当に刻んだあとに電子レンジで軽く加熱し、水気を絞る。
にんにくは、ごく少量を刻み、ゴマ油で炒めておく。すりおろした生姜も加えてしまう。
ひき肉、痛めたにんにくと油、片栗粉、そしてキャベツと白菜を混ぜて餡とする。
あとは皮で包むだけ。
塩胡椒、特に胡椒をしっかりと使うとおいしいと思う。
焼くのは帰宅した両親の仕事。
僕は夕食が完成するまで、寝ていた。なんだか妙に疲れたのだった。
モヤシは薄味のナムルにする。これは浜松餃子の真似。
僕は餃子のときには、ご飯は食べない。あっても無くても平気なので、特に必要としない。そういう選択である。
なかなかおいしくできたと思う。
母の好みで、平日にはニラやニンニクは使わない。今日のように、隠し味程度に使うようになったのは、最近のこと。正直なところ、無くてもいいと思う。
では寝ます。
夕食の前に少しだけ眠ったのに、また眠い。いわゆる春眠暁ってやつだろうか。