プリンス会館 魚磯

実家の倉庫から、新品の灰皿が発見された。
おそらく親戚の家から段ボールごと持ち込んだ荷物にあったもの。もう高齢で施設に入るという親戚から、片付けの際に沢山の品々を受け取っていたのだ。なかなか整理する機会がなくて、敷地内の倉庫に放り込んだままだった。

きちんと梱包されて箱に入っているから新品である。どのような理由で親戚の家にあったのか、よくわからない。


「プリンス会館魚磯」といえば静岡にあった宴会場・和食処だったはず。父の家の寺が近くて、子供の頃は法事で行った記憶がある。
最近は店自体が無くなってしまっていた…ような気もするけれど覚えていない。葬儀社で似た名前を聞いたことがあるけれど、あえて調べない*1

 

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とにかく重くて大きな灰皿。
自宅に喫煙者はいないし、来客もない。客が来ても室内では吸わせないだろう。
もうこの灰皿を使う機会もない。

とはいえ、この種の大きくて重い灰皿は、1つあると便利である。
実は直径18cmくらいのものを1つ持っているが、工作ではそれなりに出番がある。
単に錘(おもり)に使うことが多い。これくらいの重量感のものはなかなか無い。
小さな部品などを一時的に置いておく場所にも便利。小皿などより目立ち、定位置になる。
化学変化や熱にも強いから、薬品や接着剤の類を少し出しておくにもちょうどいい。

今回の「プリンス会館魚磯」版は直径が23cm、ひとまわり大きい*2
工作に2つは要らないから、何か別の使途を探そうと思う。
新品だから、豆菓子などを出す皿に使ってみたい。ただ家族は嫌がるだろう。

 

 

 

取り急ぎ、灰皿の上にタブレットスタンドを立てて、参考書やタブレット、そしてNintendo Switchを立て掛けている。高さ調整ができないスタンドだから、少し視線を上げるための台座にちょうど良いのだ。ロングセラー商品というのは、日常に馴染む寸法をしていることが多い。
いずれ別の使いみちができるまでは、とりあえずの位置が決まった。

ところで、こういう皿型のものが机上にあると、いつの間にか余計なものが溜まってしまう。ゼムクリップやペンやマイクロSDカード、使いかけの付箋など。ごちゃごちゃするのは本意ではないから、本当にこれはとりあえずの措置。

冬場は、水耕栽培の器にでも使ってみようか。
でもそうすると、せっかくの「プリンス会館魚磯」の文字が見えなくなってしまう。
壁掛けには重いし、悩ましいことである。

 

お題「自慢のコレクション」

*1:だって興味が無いですから。

*2:とはいえ、この応接間用ガラス灰皿としては標準的な寸法だ。昔はもっと大きくて重いのが当たり前だった。

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