メロンと観光案内冊子とマスク

メロン

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スーパーマーケットで「メロン特売市」が開催中だった。

メロンは九州から順に出荷される、つまり「メロン前線」は西から東へ、南から北へと移動していくのだが、ちょうど九州で採れていた頃に「非常事態宣言」が発生してしまい、在庫がだぶついている。高級品はともかく、さっぱりした甘さのハネデューメロンなどは、日持ちもしないから困っている。そして今は山陽地方のメロンも出回りはじめた。
なのでこの週末に売り切ってしまいたい。

そんな説明書きが貼られていた。
実にわかりやすい「安さの秘密」である。

せっかくなので僕も1個、買ってみた。
かなり大きいハネデューメロンが198円。「下手に扱うと、内側から割れる」と注意された。ぱんぱんに熟れている瓜や西瓜の類は内圧が高まっているらしい。

おやつに食べてみた。
さっぱりして、なかなか良い味。
ベトナムに行ったとき、機内食でも朝食ビュッフェでもレストランのデザートでも、こういう味の薄いメロンがひたすら登場したことがあった。当地でも、安く沢山出回る時期だったのだろう。

しかしこれ、さすがに独り暮らしでは量が多い。
薄甘い果物は好物だから、食べ続けることは苦にならない。サラダみたいなものだ。
でも保存場所、冷蔵庫のスペースが厳しい。

なにしろスーパーマーケットで食材を買ったばかりだ。昨晩で、作りおきの惣菜の多くは食べてしまった。またカレーか煮物を作ろうと思っていたのに、メロンを最優先にしなければならない。

幸い、切ってしまえば容積はずいぶん減らせる。小分けして冷蔵庫の各所に分散配置することで、なんとか冷蔵ができそうだ。
メロンは加工品にするわけにもいかないし、してもスペースの節約にならない気がする。
しかしまあ、良い買い物だった。一生に一度くらいは、思う存分、このタイプのメロンを食べてみたかったのだった。

そういえば西瓜もずいぶん安かった。でもしばらくは買えない。

 

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冊子

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宮崎県の川南町観光協会から冊子が届いた。
少し前に、キャンペーンに応募していたのだった。
甲斐みのりさん監修の、とても感じが良い小冊子。写真も文章も素敵だ。

おまけに冊子が入るオリジナルデザインの封筒と、素敵な写真の絵葉書(これも監修)が5枚も付属している。無料なのに太っ腹である。

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たぶん行ってみれば、普通に小さくて、古くて素朴な町なのだと思う。
知らなければ素通りするかもしれない。
でもプロの手にかかれば、そんな町だって訪れて、散歩をしたくなる*1
またひとつ、行きたい土地が増えてしまった。

 

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マスク

国策マスク、いわゆるアベノマスクの実物が部屋に来た。
といっても僕の住むアパートにはまだ届いていない。
これは、他の市に住む知人が譲ってくれたものだ。3組(6枚)もある。
少し前にビデオチャットで話した時に「こんなもの、もう要らんわー」と腹を立てていて、「ならばちょうだいな。しかるべき場所に寄付するか、真空パックして将来どこかの博物館に寄贈するから。「令和の暮らし展」の展示物にしよう」と僕が話していたのを覚えていたのだ。
家族分を集めて、僕が留守にしている間にポストに突っ込んでくれていた。

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正直な感想としては、やはりこのマスクは小さい。
使い物になるか否か、というと難しい。緊急避難には十分だが、その割に遅い。国には悪いが、多くの人と状況で役には立たないと思う。
マスクを巡る巨大企業と政治家に、特別に黒いやりとりがあるとも思えない。通常レベルの癒着や馴れ合いがあってもおかしくはないとも思うが。
たぶん、保険衛生用品の調達に慣れない官僚が、政治家から「とにかくやれ」と命令されて、伝手とコネだけで契約を丸投げしたのだろうと想像している。
過去の仕事でも、そういった「素人が音頭取りをして、詳しい会社に丸投げ」は何度も見聞きしているし、自分でもやった事がある。
上手くいって及第点、大抵は「どうしてこんな事したの?まあ、終わった事だからいいけどさ」という結果になる。どうしようもない大失敗にはならないが、所期の目的は果たせない事が多い。簡単そうに見える仕事でも、注文する側の能力が問われるのだ。だから総合商社は食べていける。
「これくらいできるだろう。すぐにやれ、今やれ。細かいことは任せる」と偉い人から言われた時には注意しなければならない。
今どこかで、僕宛のマスクを用意して、梱包している業者さんがいるのだと思う。彼らも「まあ、仕事だから受けますけどね。でも注文書通りの事しかできませんよ」と思っているのだと想像する。

 

 

お題「#おうち時間

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:「暮らしの手帖」の旅関係の連載とか、実に上手だったと思い出した。