昼から仕事。
深夜に帰宅。
帰りが遅いと、どうしても仕事が終わった頃には空腹になってしまうが、できるだけコンビニエンス・ストアには寄らない(コンビニは癖になる、と思う)。
夕食は社員食堂で食べることが多いので、気を抜くと、買い込んであった食材を余らせてしまう。
ずっと前に買った鶏肉が、冷蔵庫に残っていた。
新鮮なものに比べたら明らかに臭みがあるけれど(賞味期限は過ぎている)、見た目は大丈夫そうだ。
捨てるのも勿体無い。
深夜だが、簡単な料理をしてみた。
何かの本に載っていた料理だけれど、簡単すぎて本当の作り方も出典も忘れてしまった。
本当は厚手の鍋で作ったほうが美味しいのだろうが、自分はフライパンで作る。
東京の小さなお店で同じような料理を食べたことがあるが、その時は鋳物のフライパンで作っていた。
小さめのじゃが芋は洗っておく。大きめのものは切る。
鶏肉も切っておく。
フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクを炒めて取り出す。
この油に鶏肉を並べ(もちろん皮は下)、上にじゃがいもを乗せて、弱めの中火でじっくり焼く。
蓋をして、重石にお茶碗でも被せて20分以上待つ。
多めの塩と適当なハーブ(ローズマリーがお奨め、今日は生を使った)を振りかけておく。
上手くいくと、こんがり美味しい焼き鳥と焼き芋が出来上がる。
最後にかき混ぜて、芋を素揚げ気味にする。
お酒のおつまみにも良いと思う。ワインとかが合うのではないか。
今日は美味しかった。
深夜なので少しだけ食べて、後は密閉容器に移した。
焦げるくらいが丁度良いと思う。
どういう訳か、30分焼いても芋が生の時がある。
そんな時はトマトの缶詰を入れて、トマト煮にしてしまう。
これはこれで美味しい。
油を多く使うと、焦げ付いたりしない。
玉葱(くし切り)を入れても良いし、トマトを仕上げに焼くこともある。
油が多いのが難点だが(鶏からもかなり出る)、この油と塩気が美味しいと思う。