さようなら ありがとう クイックルワイパー

学生時代から使い続けたクイックルワイパーの柄が折れた。
ワイパー・ホルダー部も欠けてしまった。
現行品は工夫がされているらしいが、昔のものは華奢な作りな為、柄のジョイント部で折れやすい。
今までも何度か曲がったり緩んだりしてきたが、何とか接いで使い続けてきた。

スーパーの掃除用品売り場に行けば、色々と改良された新型があるのは知っていた。
買えないほど高価な訳じゃ無いし、週に何度も使うものだから、もっと早くに買い換えていてもおかしくなかった。
でも、どういう訳か、ずっと捨てずに使ってきた。
何時の間にか愛着が湧いていたのだろうか。
自分の事なのによく判らない。


吉祥寺の東急で、衝動買い(というか一目惚れ)したのは覚えている。
実家ではダスキンのレンタル・モップを使っていたので、その代替として独り暮らしに導入したのだと思う。
「これは流行る」と思って、その通りになった数少ない製品だ。
気軽に買って帰れるようにか、それとも流通の都合か、小さなパッケージだったのも印象的だった。


無理矢理ワックス掛けに使用したこともあった。
実家では自室の掃除に使っていた。
プラスチック部分は色あせて、汚れている。
使い込んでも風合いが良くならないのがこの種の製品の難点だけれども、可能な限り長持ちさせるほうが格好良いと思う。

例えば、柄が(ジョイント接合では無く)単管のアルミ製であったり、可動部に高強度素材を使用したりといった、多少は高価であっても長持ちできる製品が欲しい。
デザイン家電や素敵なキッチンツールの様な、古くなっても色あせない、むしろ使い込みたくなるクイックルワイパーという選択肢があっても良いと思う。
とりあえず図面を引いてみるけれど、新製品を買って使い続けるのが最も省資源だし失敗も無さそうなので、自作まではしない気がする(でも道楽で作るかもしれない)。

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