ビリヤニ・センターとは

久しぶりに、長距離を自転車で走ってきた。
長距離とはいうが、ロードバイク乗りの人が聞いたら笑ってしまうような距離と高低差だ。静岡市のあちこちを2時間ほど走り、中心街で一休み、その後は1.5時間で車まで戻った。


街では「ビリヤニセンター」という店で、ビリヤニを食べたりもした。

基本はカウンターで手渡しされるテイクアウェイのようだが、2階で食事も可能だ。おそろしく狭い階段と、かなり狭い部屋ではあるが、静かで居心地の良いお店だった。

もちろんビリヤニもおいしい。
インド料理屋の、強い味付けと尋常では無い量のビリヤニに比べれば、とてもおとなしい。でも、スパイス強め、塩気は控えめで、もちろん量もほどほど。これくらいのほうが、落ち着いて食べることができる。
付け合せのリンゴ(スパイス和え)がビリヤニにはとても合っていた。



大昔に好きだった店が消えた後、いつの間にかできていたお店だ。
だから、ほんの気まぐれ、懐かしさと好奇心で選んだお店だったけれど、良いビリヤニに出会うことができて幸運だった。

goo.gl

 

 

こういう、ちまちまとしたサイクリングを思いつきだけで気軽に実行できるのは、折り畳み自転車の良いところ。
新しい車(トヨタシエンタ)は荷室ドアが大きく開くから、載せやすいし積みやすい。ただ、車内での固定方法を工夫しないと、自転車が動いてしまう。畳んだ状態でも転がして移動できるように、キャリーカートみたいなキャスターが付いているのが固定を難しくしている。車には(自転車以外の)荷物を乗せる習慣が無いから、荷室に何も無いことも悪いのだろう。
とりあえずロープを何種類か、素材箱から引っ張り出してみた。明日は、これで縛ってみようと考えている。

 

 

今日一日で、ずいぶん日焼けをしたようだ。
まだ肌が火照っている。
気温は31℃程度で、日差しは強いが風もあって、自転車に乗っていれば涼しさも感じた。これ以上の気温となると、のんびり走っていると不快感ばかりになるので、僕のサイクリングには向かなくなる。

とにかく、身体も動かしたし、ビリヤニも食べた、良い日曜日だった。

 

お題「こだわりレシピ」

朝霧高原から「山の読書室 虹ブックス」へ

今日は特筆すべき事なし。
自作のお弁当が会心の出来だったことくらいか。

というわけで昨日に行った富士山麓のサイクリングについて書く。
久しぶりの朝霧高原は、快晴で快適だった。
長袖Tシャツだけだと少し肌寒く感じるけれど、パーカーを羽織ればちょうどいい。自転車を走らせている時は、涼しくて気持ちが良かった。

富士山は山頂部のみ冠雪していた。先日までの低温で降雪したのかもしれない。
昨日の日記に書いた「山女茶屋」のご主人は、珍しい事だと言っていた。

朝霧高原といえば道の駅やフードパークが有名。自分もトイレ休憩に立ち寄ってみた。
野菜は普通のお値段。珍しい野菜があれば買ったのだが、荷物を増やしてまで欲しいものは皆無。でもせっかくなので和菓子屋で大福餅を購入した。

昨日の主な目的地は、猪之頭エリアにある「山の読書室 虹ブックス」。
小規模出版社(家族経営?)の「虹霓社」が自宅横に作った私設図書館だ。
500円払えば、小さな図書館を使うことができる。おいしいコーヒーも飲ませてくれる。

kougeisha.net

 

なにしろ環境がいい。
古民家みたいな建物はとても静か。古びた窓の向こうには森と田んぼと富士山。理想的な読書環境といえる。
本はサブカルっぽいものから社会問題を取り上げたもの、それに小説まで色々。こういう場は、普段あまり読まないものを手に取れるから嬉しい。

今回は小説を2冊、それぞれ序盤を読んでみた。

「星を継ぐもの」は大昔に読んだ。読み始めてから思い出した。
きょうのできごと」は一章だけでとても気に入った。あまりに良くて、帰りに柴崎友香作品を新刊書店で買ったくらい。こういう出会いがあっただけでも、ここに来て良かった。

そんな素晴らしい「山の読書室 虹ブックス」は、開いている日が限られる。
基本的には事前予約が必要なようだ。といってもSNSのメッセージ機能やメールで問い合わせれば良いだけ。

こういう場所が近所にあれば、と思う。
今日も思い出して、近所に欲しいと再び思った。読書なんて、どこでもできるはずだけれど、でも良い場所と、本に詳しい人がいるだけで、なんだか大きな違いがあるのだった。

近くには陣馬の滝や養鱒場、そして公園もあり、なかなか面白い土地なので、ここは強くおすすめする。本好きの友人知人の顔がいくつも思い浮かんだ。

 

そんな金曜日は、総じて素敵な休日だった。
ちょっと他にも予定があって、のんびりサイクリングという雰囲気ではなかったのが残念。次回は、きっちりと時間を作って再訪したい。

 

お題「ささやかな幸せ」

富士宮市の山女茶屋

唐突に休暇となったので、思いつきで富士山麓へ出かけてみた。
あちこち巡って、久しぶりにサイクリング的な事もしたけれど、今夜は時間が無いので昼食について書く。

 

訪れたのは富士宮市の北部、富士山がよく見える朝霧高原の辺りだったけれど、昼食の時刻は白糸の滝の近くにいた。Googleの導きにより立ち寄ったのは「山女茶屋」というお店。
茶屋と名乗るが、現在は日替わりの定食1種類だけを出す店のようだ。
とにかく丁寧に作られていておいしい、と評判がいい。ならば(他に選択肢も無いので)行ってみようと飛び込んだのだが、確かにすばらしい店だった。

今日の昼はポークソテー・デミグラスソースの定食とのこと。本当に1種類のみ。
年配の店主1人で切り盛りしているから、多種類は扱えないのだろう。

広くて落ち着いた雰囲気の店内は、景色も素晴らしい。
昔は行楽客向けの和風喫茶か和食処だったのだろうか。今はあちこち手が入っていて、店主の手作り山小屋風味が加わっている。

 

定食ということだが品数は多い。

小鉢(こんにゃくの煮物、ぬか漬け)は、それぞれたっぷりの量がある。
それらを食べて待っていると、味噌汁にごはん、それにポークソテーがやってくる。
どれもとても良い出来栄えで、村上春樹あたりがエッセイで「休日に食べたい定食」として描きそうだ。

食後にはコーヒーとデザートが付く。今日は日向夏みたいな柑橘をゼリーにしたもの。手が込んでいて、見た目もいい。
なんだか嬉しくなるものが次々と出てきた。これで1100円はすごい。
このお店だけでも、静岡県中部地方から東部地方に来た甲斐があったというものだ。

 

それが今日の昼ごはん。
なかなか行ける場所ではないし、近々このお店も閉店するかも…なんて雑談が聞こえてきたので、今回が最初で最後かもしれない。でもとにかく、良いごはんだった。

 

 

お題「昨日食べたもの」

ご近所サイクリング

数ヶ月ぶりに、三角形の折りたたみ自転車「STRIDA」で近所を走ってきた。
寒い時は乗りたくないし、暑い日もつらい。
この春は花粉症で、のんびり外を走る気分にはなれなかった。

同じ折りたたみ自転車ならば電動のBesv PSF-1のほうが便利なうえ、使い方を模索している段階だったから、どうしてもSTRIDAの出番は減る。
変速機無し、モーターアシスト無し、そして小さなタイヤと、走る能力としてはPSF-1に見劣りするから仕方がない。軽さと折りたたみの手軽さにかけてはSTRIDAのほうが有利ではあるが、それだけの自転車ということでもある。それに、倉庫に入れてしまうと、引っ張り出すだけで心理的なハードルが高くなるのだ。常に車載しておく位でちょうどいい。

 



でもSTRIDAは良い自転車だ。
のんびり走らせる散策マシーンとしては、人生最高の自転車かもしれない。
アップライトを極めた姿勢と、脚を回したぶんだけきびきびと進む感覚が、人のいない住宅街や商店街を探検するのにちょうどいいのだ。徒歩では面倒になる距離を乗り物で散歩する感じがおもしろい。

 

 

 

今日はサイクリングのついでに買い物も済ませてきた。
お刺身、牛乳、夏みかん、ネギ、そして大豆。これくらいの量ならば、空にしたデイバッグに詰めても安定している。

久しぶりに「完全な休日」だった今日。
ひたすら家で読書と「ゼルダの伝説」のサイクルを繰り返そうかと考えていたが、気まぐれに外出して良かった。
不健康なことを続けると本当に健康を損なう年齢になってしまった。晴れた日には外に出て、少しでも足を動かす必要がある。

 

お題「気分転換」

パンクした

久しぶりに自転車に乗った。
最近は悪天候が続き、なかなか自転車を出す機会が無かったのだ。
折りたたみ自転車ではあるが、かなり重いこともあり持ち運びが億劫で、最近は車に載せないことが多い。今日は街中での移動が多い予定だったため、郊外の公共駐車場に車を停めて、そこからは自転車で移動した。

万事が順調に思えたのだが、帰路にタイヤがパンクしたのだった。
幸いなことに前輪のパンクだった。
僕の自転車は後輪にモーターが仕込まれているため、取り外しが難しい。前輪ならば、普通の自転車と変わらない。

路肩でパンク修理をしていたら、まずは近所の老人達が来た。
しばらくしたら、交番から警察官も来た。

パンクが罪になる地区なのだろうかと訝しんだが、そうではなかった。
ここ数ヶ月、このエリアにネジが撒かれているのだという。おそらくは故意、誰かが小さな木ネジをばら撒いている。少なくともそういう風に推測ができるのだという。

言われてみると、タイヤの穴は少し特徴的だ。
そして実際に、数十メートル離れたあたりで、長さ12mm程度の小さな木ネジが見つかった。

特に調書などは取られなかった。
でも念のためと、住所氏名そして電話番号を警察官には伝えた。

明日以降もこの道は通る。
一般的な嫌がらせと違い、かなりまばらにネジが撒かれているのがいやらしい。普段の道よりいくぶんパンクの確率が上がっている程度だろう。それでも、気分よく走ることができない。

そんな月曜日だった。
今は猛烈に眠い。まだお風呂には入っていないし、明日の朝食の準備もしていない。
15分だけ仮眠をとろうと思う。家事も風呂も、ゲーム「ゼルダの伝説」も、その後にがんばる。

 

 

旅支度が終わった

明日と明後日は、愛知県と三重県に行く。

いま旅支度を終えた。
一泊だけ、しかも泊まるのは三重県四日市市。かつて住んでいたアパートから徒歩圏内のホテルだ。何の不安もない。だから荷物はとても少ない。

着替えに洗面用具など基本の品に加えて、パソコンや通信機器を一式。
旅先で読む本もkidleに詰め込んだ。
今回は、なんとなくNintendo Switchも持っていくことにしたけれど、たぶん遊ばないだろう。
もしもホテルであまりにも時間が余ったら、村上春樹の新刊を買えばいいことに先ほど気がついた。

 

先ほど自転車を車に載せたのだが、どうやら天気は悪くなるらしい。
面倒だが出発前に下ろすことにした。

 

 

では、ちょっと早いけれど、もう寝ます。
といっても明日はのんびり出発する。目的地が隣県なので、あまり急いでも施設や店が開いていないのだった。

 

 

自転車タケノコ花粉症

日中の気温が低い。
低いといっても17℃はあるのだが、昨日は25℃以上はあったので、寒暖差がすごい。
そのせいか、あるいは異様に舞っていた花粉のせいか、なんとなく喉の調子が悪い。

でも久しぶりに自転車で走ってきた。
喉や鼻のことを考えて薄手の不織布マスクをつけていても暑くならないのはありがたい。遠くまでは行かなかったけれども、良い気分転換になった。

 

 

 

帰宅したら、タケノコとフキと大根がベランダに積んであった。
田舎暮らしの"おすそわけ"である。近所に住む父の知人が置いていったのだろう。
タケノコは茹でてある。とてもありがたい。フキは下処理が面倒ではあるが、自分で買ってまで食べない食材だから嬉しい。
大根は余っている。薄切りにして半乾燥状態まで干して、冷凍保存するつもり。

 

そんな平和な日曜日だった。
今夜はパソコン仕事を深夜まで行う。その前に風呂に入り、仮眠をとります*1。おやすみなさい。

 

 

お題「わたしの癒やし」

*1:風呂で仮眠をとるわけではない。

マルシェは明日

午前中だけの休日。
山をひとつ超えて、坂道をぐんぐん登った先にある「地域振興総合センター」みたいな場所でマルシェがあると聞いていた。
友人のお店も出店するというし、気になるお店も参加する。

 

 

というわけでサイクリングを兼ねて行ってみたら、マルシェは明日だった。
そして今日は同じ会場で、自民党地方支部の説明会みたいなものが開催中だった。

さてどうしよう…とトイレを借りたあとに売店で野菜などを買っていたら*1自民党の人が「どうか寄っていってください」と声をかけてきた。「説明会といっても難しいものではありません。党員でなくともかまいません。名簿に名前を書くだけでもかまいませんよ」と言う。

僕は自民党には投票しない人間なので、にっこり笑って断る。もちろんマスクをしているから笑顔は伝わらず、ただ断っただけに見えたのだが、とにかくそんな無駄な時間を過ごしたくはないのだった。

なんのために峠道を走って、こんな田舎の谷のどん詰まりまで来たのだろう。
出発前に、1回だけ検索をしていれば、こんな疲れただけの半日休暇にはならなかった。
そんな風に後悔をしながらも、結果としては良い運転になったので良しとする。

 

電動アシストとはいえ、ミニベロでの坂道は疲れるものだ。
先ほどから、ものすごく眠くなっている。お風呂に入ったまま寝てしまいそうだった。

 

おそらく、この眠気を我慢すると、そのまま夜ふかしハイテンション・モードに移行する。そして明日の昼間は、ぼうっとして過ごす。
それは全く、僕の望むところではない。
だから今日は、もう寝ます。
おやすみなさい。

お題「ささやかな幸せ」

 

 

 

*1:田舎の地域振興ハコモノは、あらゆる機能を持つ。会議室や図書館の支所や行政手続きコーナー、そして地場産品PR施設まで入っている。

黒くて辛いガム

昨日に引き続き静岡県の西部へ行ってきた。
少しだけだが、自転車での散策もできた。

それにしても眠かった。
車の温度計で、外気温が21℃だった。上着を脱いでいる人も少なくない。
なるほど春である。

帰路はひたすらバイパスを東進するだけ。
このバイパスでの居眠り運転が怖いので、道の駅的なところで15分の仮眠をとった。自分は講習会など座学の場では眠くても平気だが、暖かい車内となると話は別だ。

さらにガムも買った。カフェインと強いミントの黒いガムなんて買うのは何年ぶりだろう。昔はよく噛んでいたが、ある時ふと止めたら、それきり買うことが無くなっていたのだった。
何かしらの効能はあるのかもしれない。
しかし、習慣になるようなら、それは一度止めてみる。そういう"ルール"を自分に適用すると、無駄遣いが減る。失う物事もあるだろうが、万全と小さな損を積み重ねることだけは防げる。

 

 

 

 

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。