新しい卵焼き器と、新しい自転車と。

パソコン関係の頼まれごとを片付けながら、自転車の整備をしたり、料理をしたり、テレビ会議をしていたら、一日が終わってしまった。

そんな今日の朝食はフレンチトースト。
買ったばかりの卵焼き器は焦げ付き防止のコーティングが凄まじい。
まず卵液を卵焼き器の中で作ってしまう。そこに切ったパンを投入した後しばらく放置する。そして焼きあげる。バターは風味付けに最後に入れるだけでいい。
洗い物は卵焼き器と皿と食器だけでいい。

昔はフッ素樹脂コーティング一択だったが、最近は安いフライパンや卵焼き器でも種類が選べる。そして、今回はかなり廉価版の卵焼き器だったのだ。

 

 

しかし、こういう感激は、たぶん1ヶ月も続かない。
いずれコーティングの能力は落ちてくる。自分も、あっという間に慣れる。そして、なんとなく不満を抱いたまま、この卵焼き器を使い続けるはずだ。

それで何の問題もない。
僕は自転車ほどには卵焼き器に興味が無いのだから。

 

 

ボン千賀のレモンケーキ

それなりに強い風が吹いている。雨もそこそこ降っている。
諸事情あって外出中だが、まだ帰宅できない。

昼から夕食までは自宅作業をしていた。
その後、ちょっとした打ち合わせと呼び出しで静岡県東部へ出かけて、今に至る。

今日は家に帰って栗を剥きたかったのに。そのために、昨晩は寝る前に栗を水に漬けておいたのに*1今日は無理なようだ。

 

それでも、夜中には帰宅できるはずだ。
だから今日書くはずだった、「のんほいパーク」については、後日にまわす。

 

 

そんな今日のおやつは、豊橋で買ってきた「レモンクッキー」。

クッキーといっても、菓子パンくらいのサイズだ。
甘食とバタークッキーの中間くらいの"クッキー"に、酸味が薄いレモン味のカスタードクリーム的なものが挟まれている。
創業大正元年を誇る「ボン千賀」ならではの品だろう。今、似たようなものを作るとしたら、口溶けや軽さを重視するはずだ。

レトロな店と商品で有名な「ボン千賀」は、豊橋に行った時には必ず寄りたい場所。「ボン」を名乗る洋菓子・ベーカリーが多い街だが、この店が最も古いのではないか。買ったお菓子やパンを奥の喫茶コーナーで楽しむこともできる。

 

 

他にも古い店が多い豊橋の街。
昨日はこの「ボン千賀」の他は、パンケーキの名店「三愛」に行っただけ。もう少し散策したかった。
三愛は以前よりもテーブルが減って、2卓のみとなっていた。
そして完全に撮影禁止だった。だから写真は無い。
焼き加減も、盛り付けかたも最高のパンケーキと、個性豊かなコーヒー*2を堪能できた。窓の外から見える路面電車も素晴らしい。

goo.gl

ではまた作業に戻ります。
外の雨が強くなってきた。

 

 

*1:冷凍した後、表面を水で一部解凍すると簡単に剥けるらしい。半分はその"新方式"で試すつもりで、冷凍庫に入れてある。

*2:今回はロブスタ種を沢山使ったものをいただいた。

豊橋市へ行ってきました

仕事の面談(打ち合わせ)で浜松市の南西部、浜名湖のあたりに行ってきた。
昼前には予定を終わらせ、そのまま西へ向かう。

今日の目的地は豊橋市。県境を超えること、土地勘が無いことで遠方の地だと思いこんでいた豊橋も、バイパスで30分未満の近い場所だった。

 

ここには「のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)」がある。
以前から気になっていた動物園ではあるが、上に書いた通り遠くて縁遠い場所だと思いこんでいたのだ。

思い込みといえば、もうひとつ。
この「のんほいパーク」は想像以上に広かった。

市営の動物公園に毛が生えたくらいの場所だと思いこんでいたのだ。理由はわからない。ただ昔から「ゾウやカバはいるけれど、こぢんまりとした市民の憩いの場」というイメージがあった。

しかし実際は、おそろしく広かった。
温室付きの植物園と、ちびっ子用の遊園地、観覧車もあればゴーカート場もある。もちろん動物園だって広い。博物館もある。
全体を自然公園として仕立ててあって、面積は日本平動物園の3倍くらいある。

 

というわけで、夕方に予定していた約束に間に合わせるために、かなり焦りながらの散策となった。お昼ごはんを抜いて時間を節約したのだが、空腹が気にならないくらいに楽しい動物園・植物園だった。
動物園において、規模は一つの明確な正義である。
想定外とはいえ、久しぶりの「広くて大きな動物園」は最高だった。

 

 

「のんほいパーク」の後は、豊橋の市街地で親戚と会ってきた。
ついでに少し街を散策できた。

帰宅後は、昼にできなかったパソコン作業を延々としていた。
今ようやく一息ついたところ。

というわけで、「のんほいパーク」については、後日書きます。
今日はもう、お風呂に入って寝ます。おやすみなさい。

 

お題「気分転換」

とりにくパンケーキ

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Nintendo SWITCH

もはや期待もしていないが、今日も楽天で買ったゲーム機が届かない。
ステータスは「配送手配済」となっている。でも発送はしない。

この状態だと、キャンセルができない。
Amazonを見ると、在庫があって、明日には届くという。僕が楽天で買ったのは、Amazonがほんの少し高く、楽天にのみ在庫があり、そしてそろそろ使い切ってしまいたい楽天のポイントがあったから。これならAmazonで買えばよかった、というタイミングでキャンセルができなくなるのは嫌なものである。

 

せっかくなので他のゲームも楽しんでみたい。でもゲーム機から数十年離れているので最近のラインナップが全くわからない。「ゼルダの伝説」が良いというので買ってみようかなと考えている。何かおすすめがあればおしえてください。

 

 

誕生日プレゼント

そういえば、先月の誕生日に公開した「欲しい物リスト」から、いくつか贈り物が届いた。会ったこともないブログの読者さん達。
ほんとうにありがとうございます。ちょうど缶のクッキーが欲しかったときにクッキーが届き、明日のカレーのことを考えているときに乾燥豆が届きました。すごい。
どちらもおいしくいただいています。ちなみに今はNintendo SWITCHのことを考えています。

 

 

パンケーキとチキン

誕生日プレゼントにいただいたパンケーキミックスを使って昼食を作った。
まずチキンソテーを作り、出た脂でパンケーキも焼いてしまう。
もはやタイトルも忘れた、大昔のアウトドア・エッセイに載っていた食べ物。鶏は塩気を強めにする。
僕は健康のことを考えて、人参サラダとトマトジュースも並べた。
エッセイではリンゴを焼いていた気がする。ワイルドさでは負けるが、焼き過ぎの鶏もも肉と甘いパンケーキ、そしてマリネみたいになった人参サラダの組み合わせも悪くない。

 

 

 

ゲームのことは一旦忘れて、丁寧に心穏やかに日常を過ごしている。多分明日も同じだろう。
たまに(先に届いた)リングフィットアドベンチャーのリング部分だけを持ち出して、押したり引いたりしているが、それ以外は本当に普通の平日。

 

 

悪いことは重なるけれどパンケーキはおいしい

先週に引き続き絶不調。
薬が効いている間だけ、頭痛や肩の痛みが消える。リモート診断(というか電話)により、明日もう一度、診察を受けることになった。

体温計では平熱だが、なんとなく微熱の時に似たぼんやりとした不快感がある。
パソコン仕事がどうにも進まず、午後からは家事を少しずつ行うに留める。

これでは気分も滅入ってしまう、とパンケーキを食べに出かけた。
藤枝市蓮華寺池公園のすぐ近くにあるカフェ「Cream」のパンケーキを勧められていたのだ。

勧めてくれた人からいくつか注意する点を教わっていた。
平日はワンオペだから、注文を取りに来るのも、作るのも遅い。あまりに人が多いようなら別の日にせよ、というのもアドバイスのひとつ。

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だから、席についてからずいぶんと待たされたけれど、悪い気分にはならない。のんびりするつもりで来たから、時間がかかるのはむしろ大歓迎。
実際、テーブルを片付ける間もなく、店主さんは厨房で調理にかかりきりだった。

おそらくレギュラーメニューであろう「フルーツのパンケーキ」と紅茶を注文した。
季節の限定品として、山梨県産のさくらん*1を使ったパフェもあった。なかなかに迫力のある品だったけれど、今日は大脳がパンケーキ・モードになっていたので迷わない。そもそも古い静岡県民は、夏至にはパンケーキを食べるものなのだ*2

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確かにおいしいフルーツ・パンケーキだった。
何種類ものフルーツが添えてあって、見た目も味もにぎやか。ふにふにとした薄めのパンケーキと、やわらかめの生クリームもすばらしい。
フルーツをおいしく食べるためのパンケーキ、という印象。メニューが少ない店だから、次もこれを注文してしまうかもしれない。

 

このおやつは紛れもなく良いことだった。
でも帰宅してから悪いことがあった。

夕方、裏庭に積んである材木を活用しようと手をかけたら、裏に潜んでいた虫に噛まれてしまったのだ。おそらくはムカデだろう。

痛みはそれほどでもないけれど、しっかり腫れて熱を持っている。
どういうわけか、上に書いた頭痛の薬がこの虫刺されにも効いて、痛みも痒みも今は収まっている。とはいえ、ちょっと見慣れない感じの赤みが肌に生じているし(すごく毒っぽい!)、なんとなく長引きそうな気がして、なんだか気が滅入る。

 

 

そんな月曜日。
夏至だからと何もせず、パンケーキとムカデだけが印象に残った日だった。
もう少し脈絡のある人生を歩みたいものである。夏至、パンケーキ、ムカデ。わけがわからない。

 

 

ああそうだ、セール中ということでAmazonタブレットを買いました。
4割以上の値引き。元が安いから、おもちゃみたいな価格になってしまった。
手元にあるタブレットが故障しているので、これに切り替えていくつもり。

読書と動画、そしてスマートスピーカーとして使う予定。

 親のパソコンもセール品で更新する。破格に安い。昭和の時代から生きていると、パソコンの価格に驚かされる。
明日に届く。たぶんこれは日記に書くだろう。

お題「気分転換」

 

*1:静岡・山梨の両県で、特産品の相互振興活動をしているので、その一環と思われる。

*2:嘘です。

抹茶ホットケーキをつくりだめ

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遠方の友人から、ホットケーキミックスの粉が届いた。
地粉でオーガニックでアルミニウムフリーな品ではなくて、ごく普通のメーカー品。自宅の近くに工場があって、アウトレット品が手に入るとのこと。いくつかネットワーク関係の手伝いをしたお礼としていただいた。

我が家でホットケーキを食べるのは自分だけ。
ちょうど今日は自分以外は留守だったので、お昼に食べてみた。

半分は普通に焼いた。
残りは製菓用の抹茶を混ぜた。

どちらもおいしい。昔から食べている安心の味。

 

 

製菓用抹茶は量が多くて安い。普段からインスタントコーヒーのようにがばがばと飲んでいる。味わい、香りは茶道用のものと比べて劣るが、色と抹茶臭さは、より強く感じる。

鶏卵が少なめだったせいか、妙にざくざくとした歯ざわりになった。
たくさん焼いて、残りは冷凍した。

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それ以外は特筆すべき事は無し。
なにしろ平和な日だった。
ただし身体は疲れていた。空いた時間に少しずつ庭に手を入れていて、その度に使わない筋肉が疲労する。じんわりと腿や腰に痛みがある。

 

お題「手作りしました」

 

友人とは画面越し、ホットケーキとオレンジティー、ガラスのカッターマット、おすすめまんが、そして六花亭。

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ビデオ会議

かつての同僚達と、ビデオ会議での近況報告会を行った。
何年かに1度、皆で集まってお茶を飲みながらお喋りをしていた。今年はそれぞれ諸事情あって、このお茶会が開けない。要は、新型コロナ対策である。本人は大丈夫でも家族が高齢者などの事情で、安全寄りに行動を制限せざるを得ないのだ。

それでもまあ、楽しい会議だった。もう共通の話題なんて全く無いのだけれど、だからこそ無駄話が弾む。

 

 

ホットケーキ

なんとなく(上述の会議の名残で)ファミレスに行きたくなった。
なのでおやつは「デニーズ」でホットケーキを食べた。

これがもう、びっくりするくらいに寂しいホットケーキだった。外食で、しかもファミリーレストランなのに、全く祝祭的な要素が無い。
余った小麦粉と卵とベーキングパウダーで適当に作った自分用のホットケーキのほうが、まだ浮かれている。

何か大切なことを忘れてしまったかのようなおやつ。夏の祭の記憶がすっぽり抜け落ちたような気分にさせられた。

思わず、人生初の「ファミレスのドリンクバーでオリジナルドリンク作り」をしたくらいには動揺した。
アイスティー(容積で7割)に100%オレンジジュース(2割)と氷(1割)を加えた、オレンジティーは、特においしくもない。こういうことは、1人でやるものではない。

 

KING OF POP 江口寿史 全イラストレーション集

KING OF POP 江口寿史 全イラストレーション集

  • 作者:江口 寿史
  • 発売日: 2015/09/30
  • メディア: 単行本
 

 

鳥の夢

明け方、大きなバードケージの中にいる夢を見た。
そうだ、花鳥園に行こう!と思い立った。なので明日に行く。

 

ふたば PHOTOBOOK

ふたば PHOTOBOOK

  • 作者:南幅俊輔
  • 発売日: 2019/10/09
  • メディア: 単行本
 

 

漫画

最近買って、お気に入りの漫画2冊。

光の箱」は、夜に見知らぬ街を散歩している感じがする。怖さは感じないが、色々と想像してしまう。
しょうもないのうりょく」は、昼間の街の職場っぽい。自分に関わりのない会社を覗き見ている感じ。

交互に読むと楽しい。
知らない街(地元より都会)に長逗留してる気分になれる。
説明しづらい楽しみ方だけれど、今の生活にはないものが、この2冊にはたっぷり詰まっている。おすすめです。

 

光の箱 (flowers コミックス)

光の箱 (flowers コミックス)

 

 

ガラスのカッターマット

レザークラフト用にカッターマットを新調した。
普段はそのへんで買った安物を使い倒していた。100円ショップのものは、消耗も早いし、すぐに駄目になるけれど、惜しみなく使える。事務用品店のものは長持ちするが、それでも汚れたり削れたりはする。

ガラスのカッターマットなる物がある、と知ったので今回はこれにしてみた*1
元よりレザークラフトではガラス板をカット台や作業台、そして研磨作業などに使う。自分は持っていなかったけれど、これで代用になりそう。

ガラスに刃物というと音が嫌な感じがする。しかし試した限りでは、キイキイ音がすることはない。大きなカッターナイフを横に滑らせると音がするけれど、意識してそんな操作をしない限りは大丈夫。ナイフでは傷もつかない。つまり全く消耗しない。

硬くてひんやりして、普段からテープを切ったり下敷きにしたりと活躍するだろう。拭けば完璧にぴかぴかになるのも良い。

 

 

マルセイバターサンド

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スーパーマーケットでフェアをやっていたので、おめおめと買ってしまった。
後悔していない。しかし本当は、北海道に行きたい。六花亭、札幌のフラッグシップ・ショップが最高だった。

お題「わたしの癒やし」

 

今週のお題「暑すぎる」

*1:模型用らしい。近所には売っていなかった。

ハンバーガーショップ・キャノンのホットケーキとアイスコーヒー

焼津市を散策してきた。おやつは老舗喫茶店「キャノン」のホットケーキ。

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まさにホットケーキ、といった雰囲気のホットケーキ。かなりみっしりしていて、食べごたえがある。バターをたっぷり溶かして、ゆっくりと食べていく。
古くて小さな店ではあるけれど、レトロ趣味だけではない価値がある。

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もちろんレトロ趣味、古き佳き昭和といった内装も魅力のひとつ。自分の歳だと既に”過去のもの”だったテーブル式の麻雀ゲームなども、なんとも魅力的に思えてくる。しかし食べ物がおいしいからこそ、思い出したらふと行きたくなる。

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こんなご時世だからか、今日はあまりお客さんを見なかった。
昔から変わらない老店主が、じっくり真剣に銅板の上でホットケーキを焼き、二代目(?)がコーヒーを運んでくれる。末永く続いて欲しい店、志太平野No.1である。

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紙ナプキンにのみ配されたこのロゴが気になる。まあ、いいんじゃないでしょうか。

 

新玉ねぎのハニー・パンケーキと、竹茗堂の娘について。

市役所

社会保障や戸籍に関する小さなミスがあり、マイナンバー関連の手続きをやり直すことになった。
役所に行きサインと印鑑をして、明日か明後日まで待てば良いだけなのだが、朝に連絡があり何度か電話を待ち、市役所に行き説明を聞き…とそれだけで午前中が潰れてしまった。自分のような暇人だから良かったものの、これは普通の勤め人にはできない対応だと思う。

とはいえ、対応してくれた市役所の人達はとても親切、かつ疲弊しているようなので、これ以上は言わない。「SNSなどで広めてくれるなよ」といった意味の“お願い”もされた。はてなブログでどこまで広まるのか疑問だが、とりあえず具体的なことは書かない。ただ、必要以上に面倒が重なって、いかにも「お役所仕事」だなあとは思う。

帰宅したら「10万円の給付金につきましてはオンライン手続きを中止し、郵送のみで行います」とネットニュースで知った。これは英断なのか、それとも我が高松市の事務処理能力に問題があるのか、僕にはもうわからない。

 

 

 

玉ねぎハニーパンケーキ

なんとなく、非日常的なものを、日常の材料で作りたくなった。
普段は組み合わせないもので作られた料理、海外旅行で食べるようなそれ。といっても、アパートにある品ではそれほど珍しいものは作れない。

そろそろ芽が伸びそうな新玉ねぎ、引っ越しまでに消費したい中力粉、半分食べたプレーンヨーグルト、たまご、それにベーキングパウダーでパンケーキを作った。
はちみつをかけて完成。

 

https://www.instagram.com/p/CAcNe8qg8B6/

 

味はまあ、普通。これくらいのアイデア料理なら、オレンジページ別冊「春野菜かんたんレシピ」に載っていそうだ。あと一味の工夫が欲しい。

 

素朴でおいしいお母さんの味 ジャムとお菓子 (講談社のお料理BOOK)

素朴でおいしいお母さんの味 ジャムとお菓子 (講談社のお料理BOOK)

  • 作者:荻野 恭子
  • 発売日: 2012/04/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

抹茶

濃いめの苦い飲み物、具体的にはエスプレッソが飲みたかった。
でもアパートにはエスプレッソマシーンは無い。
なので、備蓄してある抹茶をしゃかしゃかと泡立てて飲んだ。
どういうわけか、泡立ちが良くないけれど、しかし抹茶味である。
丁寧に、茶室で(お稽古で先生に点てて)いただくそれに比べると雲泥の差ではあるが、目的は達したと思う。

 

死ぬ前に味わいたい1001食品 (GAIA BOOKS)
 

 

竹茗堂の娘

抹茶で思い出した。
高校生の頃に、静岡市の進学塾に通っていた。夏季休暇中の集中コースだったと記憶している。JRの回数券を何束か親に買ってもらっていたので、進学塾以外にも、かなり自由に静岡の街へ出かけていた。

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そんな夏休みに、公園でちょっと変わった人に声をかけられた。
20歳くらいの女性で、学生ではないが普通の勤め人でもない感じ。美容師さんか、インド雑貨屋の店員のような雰囲気だった。
本人は「グリーンティーの家のひとり娘」と自称していた。
静岡でグリーンティーといえばすなわち「ウス茶糖」の竹茗堂である。なるほど老舗の娘さんならば、公園でぶらぶらしていて、知らない高校生に声をかけるような奇行もありえるのではないか、と当時の自分は妙に納得したのだった。なにしろそんな大人は身近にいなかったので。

その人にはいろいろなところに連れていってもらった。
カフェや輸入雑貨店や古着屋さん、自分では大人になってから行く場所だと思いこんでいた場所ばかり。今思うと健全極まりないが、ライブハウスに行ったのも初めてだった。彼女のその周辺の大人達で、僕ははじめて「サブカル」を知った。
おしゃれな人だったし、気前よくいろいろなものを買ってくれた。

 

ポケットに静岡百景

ポケットに静岡百景

 

 

僕のような「塾通いの中高生」を引き連れて歩くのが、あの人の趣味だったのだろう。自分のような間柄の学生が何人かいて、彼女を通じて学校以外の繋がりができたのも楽しかった。

家から近い進学塾に通うようになって、静岡行き回数券も使い切り、その繋がりも自然消滅した。
たまに学校を半日さぼって静岡の街に行くことはあったけれど*1、ひとりで好きな場所に出入りするだけで十分に街を楽しめるようにもなっていて、偶然に会えば挨拶をする程度のまま関係(?)は自然消滅した。なにしろ携帯電話もメールも無い時代だったから、若者の繋がりなんてそんなものだった。

 

オリーブ少女ライフ

オリーブ少女ライフ

 

 

大人になって静岡に戻ってきてから、あの夏季休暇に行った店を訪れたことがある。どの店もまあ、大したことがない、どこにでもあるカフェや古着屋や楽器屋だった。

そして何年か後には「竹茗堂の娘」なる人は存在しない、と人づてに聞いた*2
数年ごとに「ヨシコンの娘」「竹茗堂の娘」「赤阪鐵工の娘」「いなば食品会長の孫娘」を名乗る女性が青葉公園の西端に出没し、高校生に声をかけ、ただ連れ回すのだという、都市伝説じみた噂を知った*3
自分の知り合いでは、この人に「人生初のマニキュアを教わった」という女性がいる。

そんなわけで、今思うと、相当な変人である。
自分が20代前半で、公園でぼうっとしている高校生に声をかけ、ジュースや食事を与え、得意になって「おすすめの店」に連れ回していたら、これはもう変質者だ。惚れた腫れたの話のほうが、まだ筋道が通る。
性別が違っても、それは大して変わらないだろう。

普通は同年代の、同じ趣味の人達とつるむと思う。行きつけのお店に通い、イベントに参加し親交を深める。行く先々の店で深い繋がりができるわけでもなく「広く浅く、個人経営の服屋やカフェや映画館を訪れる」というのも、ライブハウスや中古レコード店が好きな人にしては、奇妙な行動パターンである。
あるいは、静岡ではつまらないと都会に出ていくか。

とにかく、サブカル乙女にも色々あるが、かなり常軌を逸していた。カルチャー云々とは別の部分でメインストリームから外れている行動だと思う。

とはいえ、暴力や金銭の絡む不良集団というわけでもなく、ややこしい恋愛なども絡まず、煙草も違法薬物にもはまらず、ただ街の面白い場所を知る。そんな奇妙な、ちょっとフィクションじみた1ヶ月と少しを体験させてくれたあの人には感謝している。
僕の趣味嗜好の一部は、あの自称「竹茗堂の娘」さんに決定づけられたのだと思うから。
思えばマイナーな漫画も、チャイも、新聞広告には載らない映画も、あの夏に知った。

 

静岡百景

静岡百景

 

 

当時は「街にはそういう、変わったお姉さんがいる」くらいにしか考えていなかったのだが*4、今のところあの人しか知らない*5

 

 



とにかく、動機はさっぱり想像できないが、親切な人ではあったのだ。
あの出会いが長じて、今の自分があるのだとしたら(あるのだろう)、なかなか人生というのは面白いではないか。

 

 

お薄を点てて、がぶがぶと雑に飲みながら、ふとそんな昔の事を思い出したのだった。
今まですっかり忘れていた。帰省して、当時とは様変わりした青葉公園通りを歩いているときにぼんやり思い出すことはあるが、もはや感慨も何もない。そういう事があったなあ、というだけの話。

 

「違うこと」をしないこと

「違うこと」をしないこと

 
キッチン

キッチン

 

 

お題「手作りしました」

お題「簡単レシピ」

お題「大好きなおやつ」

 

 

 

*1:喘息の治療で学校を半日休むことがあった。そういう時に電車で静岡に行き、ただぶらぶらしていた。

*2:竹茗堂の一族に該当する娘さんは存在しない。デパートの催事企画をしている友人が教えてくれた。

*3:代替わりしていたら面白いと思う。

*4:我ながら薄らぼんやりした高校生だった。

*5:しいて言えば、自転車趣味に関していえば、自分が街の中学生男子集団と、似たような「年齢を超えた謎の付き合い」をしている。といっても話しかけてきたのは中学生達だが。

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