耳の後ろを噛まれた話。

自宅から自転車で山に入り、隣の自治体に向けて峠道を超えたあたりに、とあるアウトドアブランドの流通倉庫がある。
基本的にはWeb通販の梱包や出荷を行っているようだが、年に数回、地域住民に向けた直売イベントを行う。季節物のクリアランスセールという意味合いもあるので、買っても着るのは次の季節になってしまうのだが、とにかく安い。
観光地のショッピングモールにあるアウトレットよりも安く買うことができる。

 

今日はこのイベントに行ってきた。
軽くて薄いデイバッグを1つ購入。

 

財布などを入れていたサコッシュが邪魔だったので、帰路には早速、このデイバッグを使うことにした。
なるほど軽く、背中の風通しも良い。なかなか良い買物だったと喜んで帰路についた。

 

 

 

しかし、もうすぐ自宅の町内に入るあたりで、耳のあたりに激痛が走った。
あわてて自転車を停めて確認すると、耳の後ろ側、柔らかい皮膚の部分が大きく腫れている。熱を持っていて、押すと痛い。

そして、デイバッグの上部フラップポケットに、大きなムカデがいた。

おそらくデイバッグに隠れていたムカデが、ポケットの隙間から外に出たのだろう。そして首筋を伝い、耳の後ろを噛んだ。そういえば、走行中に首のあたりがくすぐったくて、手で乱暴に払っていたのだった。

とりあえず帰宅し、噛まれたところをよく洗う。
気休め程度にポイズンリムーバーを使ったが、毒液どころか血の1滴も出ない。仕方がないので抗ヒスタミン軟膏を塗り、抗ヒスタミン剤の錠剤を飲んだ。
そして、痛みとかゆみに耐えながら、数時間の昼寝をした。抗ヒスタミン剤の錠剤は、とても眠くなるのだ*1

今はもうなんともない。
ずいぶん昔にムカデに噛まれたことがあるので、アレルギー的な反応が怖かったのだが、どうやら大丈夫なようだ。触れば腫れているのがわかるけれど、特に気にならない。

 

 

それが今日の出来事。
新しく買ったデイバッグに、ムカデが入っていた。そして噛まれた。

ちなみに、ムカデは家に到着する前につまんで捨てた。どこかで生きているかもしれないし、群れていた鳩が食べてしまったかもしれない。なにしろ焦っていたので、ムカデのその後について見定める余裕は無かった。

 

お題「わたしの癒やし」

*1:成分は「ドリエル」と同じジフェンヒドラミン塩酸塩。

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