夏至の大雨・排骨炒飯・ズッキーニ多めのラタトゥイユ

所用で静岡県の東部に行っていた。
酷い雨で、富士山どころか50m先を走る車も見えない状態。富士市の高台はともかく、沼津市の中心街から港にかけては、閉まっているお店も多くてぴりぴりした雰囲気。沼津市三島市は、数日前には大雨で被害が出ていたので当然だろう。

 

写真はお昼に食べた排骨炒飯。
あっさりした冷やし中華を注文するつもりだったが「そういえば最近は炒飯ばかり食べているな」と思い、うっかり炒飯を注文してしまった。
揚げた豚肉である排骨が名物の店のようで、店員さんが当然のように「え、排骨ですか?」と聞かれたため、うっかり「そうです」と答えてしまった。
うっかりの二重奏により、おそろしく脂っこい炒飯を食べる羽目になった。
味付けも濃いし、炒飯にもバラ肉がたっぷり使われていて、ここまで野菜が欲しくなる炒飯も珍しい。

まずくはないが、中年にはきつい。15年前に食べたかったタイプの料理だった。

 

そんなわけで、夕食にはラタトゥイユと刺身、それに豆腐を食べた。
豆腐には刻んだ胡瓜などをたっぷりかける。冷奴というよりも豆腐サラダだ。
別に昼に脂っこいものを食べていない父には気の毒だが、夕食は限界までさっぱりと野菜中心にしたかったのだ。刺身(鰹)の多くを父に譲るほど、お昼ごはんが重かった。

 

今年は父の友人達が、一斉に家庭菜園でズッキーニを育てている。
全員が老人なので、それほどズッキーニの需要が無いようだ。なので、今の時期から我が家には「おすそわけ」が届く*1
食べないものをたくさん育てることは農家の道理に反しているのだが、家庭菜園は趣味なので仕方がない。とはいえ、元農家の技術と設備で家庭菜園を行うと、ほぼ間違いなく余るほどの収穫になる(そして我が家に届く)。

そして、ナスをそれほど好まない自分にとっては、ズッキーニもまた好んでもりもり食べるほどの消費はできないのだった。

せいぜい、ピクルス、チーズ焼き、野菜炒め、そしてラタトゥイユ
「佃煮やオイル漬けにもできる」と本にはあるけれど、たくさん貰ったものをたくさん保存食にしても、冷蔵庫の隙間が減るだけ。目的は大量消費であって、備蓄の形を変えても仕方がないのだ。

 

ちなみに胡瓜もたくさん届く。
胡瓜に関しては、我が家でも作っているので、とにかく"処理"に困っているのだった。
先日はパソコン作業のお供に、細切りにした胡瓜をぽりぽりと食べていた。
お行儀は悪いが、水分補給を兼ねた歯ごたえのあるおやつとしては、なかなか優れた食材である。

 

そんな金曜日も、もうすぐ終わる。
大雨だった今日も夕方からは晴れたので、明日も天気は良いだろう。そうであってほしい。

お題「簡単レシピ」

 

 

*1:子供の腕くらいの巨大なズッキーニが、2日おきに届く。

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