さくら餅タルト

今日のおやつは桜餅のタルト。

昼過ぎに静岡の中心街を目指し自転車を走らせた。
最近あまり自転車に乗っていないのは花粉症が酷いから。そろそろ大丈夫かとテストも兼ねてサイクリングをしてみたのだが、まだ少し大変。とはいえ、飲み薬と目薬を駆使すれば、なんとかなりそうな気もする。

その中心街は、「静岡まつり」のために車両通行止め。自転車なら裏道を走れるけれど、人が多くて断念した。
駿府城の桜はほぼ満開。来週の平日に休みがとれたら、ちょっと散策してみたい。

 

中心街が駄目なら郊外へ…と城北公園方面に進路を変え、辿り着いたのは週末のお菓子屋さん「Atelier petit*Calin」。
今日は運良く、まだショーケースにケーキがたくさんある時に店へ入ることができた。

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週末のみOPEN、そして季節や暦で品揃えががらりと変わる店で、今日は桜と春がテーマのようだ。
ずいぶん悩んで、桜餅のタルトを注文した。

桜を使ったお菓子は好きだ。
自分でも桜花の塩漬けを作るくらいに気に入っている。

 

 

このタルトはイチゴから桜まで、春っぽいものが散りばめられていた。
「桜餅」は、こういった和風要素からの命名かと思っていたが、きちんと中心に薄い餅のような求肥のようなものが仕込まれていた。あくまでタルトとして食べられるように、ごく薄くなっていたところは芸が細かい。

惜しむらくは、いつものブレンドコーヒーを注文してしまったことか。
この店のコーヒーは好きなので、あまり考えずに頼んだのだが、紅茶あるいは今日だけのスペシャルドリンクのほうが良かったのではないか。

そんなふうに、後になって後悔している。より正確にいうと、欲が出ている。

 

それくらいに、今日の静岡市は「春」っぽかった。
こういう日は、そんなに長くは続かない。
ソメイヨシノなんてどこにでも咲いているけれど、昨日や今日の咲き誇る様子は特別に見えるのだった。公園の緑も、いつもより多いように見える外出する人々も、いかにも春らしいのだった。

 

 

そんな土曜日だった。
思わず帰宅前にタケノコを買ってしまった。街と同じくらいに、僕も浮かれていたのだろう。

 

お題「ささやかな幸せ」

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