休日に読む本・読みたい本

休日…ではあるのだが諸事情あって朝からパソコン作業をしていた。
8時間ほど作業をして、途中で15分の休憩を2回と、昼に55分の休憩(食事と日用品の買物を含む)。
これでは仕事ではないか。

元より今日は街や行楽地に行くつもりは無くて、家で静かに過ごすつもりではあった。
本を積んで*1どっさり読書をする予定だった。

それなのに、夕方までに得たのは、肩こりと眼精疲労だけ。
これではいけないと近所の山に行ってみたら通行止め。炊飯器はタイマーのセットを忘れていたし、買物の後で買い忘れ*2に気づいた。



そんな感じの、ぱっとしない休日だった。
仕方がないので、先程から「オービタル・クラウド」を再読している。

大好きな小説で、もう何度も読み返している。
他にも好きな作家は多いが、藤井太洋氏の作品は、今日のような日に"効く"のだ。
特に「オービタル・クラウド」の終盤は、もう頭の中に映像が浮かぶくらいに気に入っている。大作映画のラスト直前みたいな、思い浮かべるだけで爽快になるシーンがあるのだ。

他に「映像が思い浮かぶ」小説といえば、吉本ばななさんの「白河夜船」や、梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」が思い浮かぶ*3


村上春樹氏の作品もいくつかありそうだが、「映画のように、きちんと形になって再生される」ものは、「羊を巡る冒険」くらいか。

 


いや、全て個人的な妄想ではあるのだが、そういったわかりやすい作品が手元に(そして脳内に)あると、特定の場面で再読するのに便利なのだ。

 

その中でも「オービタル・クラウド」は、元気になりたい時に*4引っ張り出す作品なのだった。
見たい映画や動画、それに読みたい小説もたくさんあるのだけれど、馴染んだ本を引っ張り出してばかりなので山は積み上がるばかりだ。

お題「わたしの癒やし」

*1:あるいは電子書籍のライブラリを並び替えて

*2:ヨーグルトと味醂

*3:白河夜船に関しては、実際に「小説と同じ風景を見た」ような気さえしている。「西の魔女」は映画も好きだが、それとは別に、頭の中に存在する光景がある。

*4:Amazon Kindleのライブラリから

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