ほぼ空白の日。

びっくりするくらいに運動不足の日だった。

昨晩はどういうわけかまるで眠れなくて、明け方まで起きていた。その後、昼前まで寝てしまった。

そこからもう駄目な感じだった。
食事はきちんと作って食べているけれど、あとはAmazonの動画配信サービスで映画を見たり、いくつか買い物をしたり、諸手続きをWebサイトで行っていた。つまりひたすらブラウザを開いていたわけだ。

文旦でマーマレードを作った。塩豚を仕込んだ。緑茶を電動ミルで粉末にして、抹茶と混ぜた。椅子のキャスターを交換した。
それくらいしか有意義なことはしていないように思える。いま思い返しても、いつ何をしたのか曖昧模糊としている。

読書は捗った。
昨日から読み始めた「ワン・モア・ヌーク」という小説。これ、ちょうど今年の一昨日から来週くらいまでの東京が舞台となっている。
いかにも今の時代にありそうな架空の事件を、まさにいま同時進行しているのだ。それだけでどきどきするから不思議。

「核の穴は、あなた方をもう一度、特別な存在にしてくれる」。原爆テロを予告する一本の動画が日本を大混乱に陥れた。爆発は3月11日午前零時。福島第一原発事故への繋がりを示唆するメッセージの、その真意を政府は見抜けない。だが科学者と刑事の執念は、互いを欺きながら“正義の瞬間”に向けて疾走するテロリスト二人の歪んだ理想を捉えていた――。戒厳令の東京、110時間のサスペンス。

とはいえ、この小説ばかり読んでいても、また寝不足に鳴ってしまう。
とりあえず掃除をしよう。身体が完全になまっている。
お風呂もしっかり入ろう。

こういう日がたまにある。丸一日の、ほぼ空白の日。仕方がない。

 

ワン・モア・ヌーク (新潮文庫)

ワン・モア・ヌーク (新潮文庫)

 
オービタル・クラウド 上 (ハヤカワ文庫JA)

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  • 作者:藤井太洋
  • 発売日: 2016/05/10
  • メディア: 文庫