マントウを蒸したよ

久しぶりに饅頭を作ってみた。

 

 


暑い時期には簡単にできる、とYou Tubeで知ったので、ふと作りたくなったのだった。そのYou Tubeが言うには、気温と湿度が高いから夏こそベストシーズン…とのこと。
ただ、発酵は今のような猛暑ではコントロールが難しいのではないかと心配になる。
台所はエアコンがあるから大丈夫なはずだが、こういうものは過発酵のほうがたちが悪いのだから、つい警戒してしまう。

 

この場合の饅頭(マントウ)は、中国風の蒸しパンを指す。簡単に言えば、具の無い中華まんだ。

僕はこれが好きで、いつの間にか作り方を覚えてしまった。
焼くパンに比べれば失敗する要素は少ないし、少量で作ることができるのもありがたい。

ただ、同居する父はこういうものをあまり好まないため*1、実家暮らしではめったに作らない。今日のような父が外出している時にまとめて作って、冷凍したものを自分用にちびちび食べることが多い。

結果としては、とても上手にできた。
一人暮らしの狭いキッチンでも作れるのだから、実家ならば楽勝ではある。ただ、やはり発酵の具合が難しい。水分多めで自分の感覚よりも意識して早めに工程を進めて、ちょうどいい具合にできた。

写真は無い。
蒸し上げたあとに適当な具材が無いことに気づいて、スーパーマーケットで焼豚と生姜を買ってきた。それに家にあったキュウリとレタスを合わせて完成。

こういう手作りのものを作っていると、休日の3時間ほどがあっというまに過ぎてしまう。やりたいことや、作業中のものも多かったのに。
昨夜遅くに思いついた衝動的な"手作り"だったから、余計に「時間を無駄にした感」が強い。成果物が白くてふわふわした塊、そして冷凍庫に収まっているのでよりそう感じるのだろう。ジャムや佃煮ならば、見た目で達成感が生じるのだけれど。

 

 

とにかくそんな日曜日。
位置確認アプリで見ると、追突されて修理に出している愛車(シエンタ)は、静岡県西部の整備工場を2日に1回の頻度で移動している。なぜ、そんなことをしているのかさっぱりわからない。記憶喪失の人間に旅をさせると情緒と記憶が戻ってくる…みたいな話を聞いたことがあるけれど、トヨタは車の修理にそういうことをさせているのかもしれない。
今夜は天竜川の西側にいるらしいシエンタ。じっくりと傷(リアバンパーとリアゲート)を癒やして、早く戻ってきて欲しいものだ。願わくば、僕のことを覚えていますように。

 

お題「手作りしました」

*1:なんでも喜んで食べる父だが、本当に好きなのは食べ慣れた料理や食材なのだ。だからわざわざ目新しいものをを食べさせることは少ない。

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