修理に出していたトヨタ・シエンタが、ようやく戻ってきた。
購入してから半月ほど乗ったところで追突されて、修理中は代車のヤリス。走行距離・運転時間を考えるとヤリスのほうが長く乗っていると思う。
ロボットアニメならばパワーアップしての再登場が定番ではあるが、トヨタはそういう事はしない*1。実に堅実に、以前と変わらない姿に修復されている。新車の状態で壊れたのだから、文字通り新車同様の仕上がりである。
車内の臭いも、なんとなく新車臭い。
ところでトヨタ・ヤリスとシエンタは似ているところが多い。
特に運転席まわりはスイッチは共通部品が目立つ。ハンドルは完全に同じだった*2。
発売時期も近く、トヨタの小型車というカテゴリーでは近縁関係にある。
そのせいか、運転に関しては迷うことは無い。
シフト操作とサイドブレーキの位置は全く違うので最初だけ戸惑ったが、すぐにシエンタの感覚を取り戻した。ナビやオーディオはシエンタが最新なのだが、古いヤリスから移る分には気にならない。
久しぶりにシエンタに乗って気になったのが、余計な荷物のこと。
追突事故だったせいで荷室の細々した荷物はそのまま修理に出したのだが*3、改めて見ると普段は全く使わないものばかりだ。
新しい車が来て、ちょっとテンションが上がっていたのだろう。
あるいは夏の間にキャンプにでも行くつもりだったのかもしれない。
修理の過程でそれらの荷物は綺麗に整列させられていた。そうやって荷室にちんまりと積まれている「あったら便利な品々」を見ると、とても気恥ずかしい。7月後半の自分は、ちょっとはしゃぎすぎだった。
ともあれ、これで面倒事の1つは片付いた。
お金に関しては相手の保険会社が100%賄うそうなので、僕はもう何も関わることがない。今回は代車のほうが燃費が悪く、かつ石油の高騰もあるため、その充足分として少しだけお金も貰えるようだ。ただ保険の補償にガソリン代という規定は無いため、相当額を他の名目で用意するのだという。
なかなかに複雑な時代ではある。
そんな金曜日だった。
今は猛烈に眠い。とりあえずシャワーを浴びます。おやすみなさい。