三浦半島への旅 02 横浜・八景島シーパラダイス

先日行った三浦半島への旅について書く。
一日目の後半は、三浦半島から東進して八景島に足を伸ばした。
車ならあっという間の距離にある景勝地で、島全体が観光施設になっている。
横浜・八景島シーパラダイスはその名の通り海獣ショーと水族館、それに遊園地がセットになった場所だ。



今回の目的地は、この水族館と海獣ショー。遊園地を含めなければ入場料は2000円程度。ただ、駐車料金が1500円と一人行動ではいささか高い。これなら電車で行けば良かったのでは、と後で気づいたのだった。

関西におけるアドベンチャーワールドと比較されるレジャー要素の強い水族館…と何かで読んだが、実際はアドベンチャーワールドほどは大きくない。遊園地部分もそうだが、動物園・サファリパークが無いので当然といえる。
それでも大規模な施設だ。子供連れなら丸一日過ごせるだろう。

 

小雨も降る平日の午後ということで、ベビーカーを持った家族連れが目立つ。高齢者の団体やカップルもちらほら。自分のような水族館マニアの男女も、それなりの数が観測された。
全体としては空いていたほうだろう。いくつかの店や遊具は休業中となっていた。

 



確かに立派な水族館だ。
大型水槽には見栄えのする魚がたっぷり。人も多いが、見るための場所も多くて色々な角度から楽しめる。

特にイワシの群泳がサメやエイとすれ違う光景なんて、他では絶対に見ることができない。そういえば大水槽内のトンネルを歩くような展示方法は、昔とても話題になっていた。

今となっては他で見ることができるものも多いけれど、それでも流石に老舗かつ大規模水族館。小さな企画水槽から大水槽まで、どれもハイレベルだった。

 

 

 

水生生物や両生類、海辺の動物もたくさん展示している。
なぜかレッサーパンダもいた。レッサーパンダは手が触れそうな位置でダラダラしていた。

 

シーパラダイスということでイルカショーも行われている。
今はゲーム「スプラトゥーン」とのコラボ企画をしている。イルカの芸そのものは、ごく一般的なものだが、アップテンポかつ不思議な響きのゲームミュージックとはおそろしく相性が良い。近くの席にはゲームが大好きそうな(少しゴスロリ気味の)少女達が座っていて、このショーを観て感激していた。

 

 

そういえば、シロイルカのショーは人生初かもしれない。
動物の権利などの問題が付いて回るイルカショーではあるが、見れば楽しんでしまう。個人的には水族館に無くてもいいとは思うのだが、それでも感心して観てしまうのだった。

他にも見どころは沢山あった。

何年も行きたいと思っていた場所だったから、とても満足した。
ただ、自分の好きなタイプの水族館ではない…と思う。延々と80点から90点の展示を観られて大満足なのだが、個人的に120点の場所がほとんどなかった。大きなサメに満足したくらいか。

なので、何度も再訪する水族館とはならないはずだ。でも、行けて良かった。

酷暑と疲労のため、閉館時刻まで粘るようなことができず、あっさりとした観覧となったのは後悔が残る。その代わりに宿へ向かいながら三浦半島をドライブできたうえに、逗子や葉山を散策できたことは良かったのだが。

 

 

三浦半島への旅、1日目はこんな感じ。
葉山の市街地や海沿いを車や自転車で探検したり、ケーキのおいしい店に立ち寄ったり、地元スーパーを探検するなどして夕方から夜の時間を過ごした。
が、あまりに疲れていて写真もほとんど残っていない。もう少し元気があったら美術館に寄り道できたのだが。なにしろ体力不足と暑さが全てを制限する旅ではあった。

 

お題「ささやかな幸せ」

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