今日から講習開始。資格試験に向けて冬の終わりまで勉強をしていく。
本日は教材の配布や建物の説明など。いわゆるオリエンテーションだけなので楽なもの。とはいえ、知らない場所で知らない人達と過ごすので、疲れてしまった。
説明では「ここ重要です」と傍線を引くよう指示されることもある。でも蛍光ペンなどは持っていないため、赤いボールペンで印だけ付けていく。どうせ箇条書きのなかで重要な項目を把握するための印なのだ。
といってもマルやチェックでは面白くない。
魚やクラゲや貝で印を付けていった。文章に傍線を引きたい時は細長い生き物(リュウグウノツカイやチンアナゴ)を描いた。
これは当然、先週の旅行の影響である。
つまり「美ら海水族館」の“気分”が今も残っているのだ。
今回の沖縄旅行では、美ら海水族館は夕方に訪れた。
水族館は必ず行きたい、でも他の目的地とは真逆の方向。だから1日目、午後に沖縄に到着した日に「北部:水族館方面」の攻略を済ませてしまおうと目論んだのだった。夏場は閉館時刻が遅く、またナイトアクアリウムなる夜間開放と特別イベントも行われているから都合が良い。
いつもながら圧倒される。
大水槽の迫力では日本一だと思う。葛西臨海水族園や名古屋港水族館も大したものだけれど、「状態✕数量✕種類」の値が桁違いだ。綺麗な海水がすぐそこにあるからこそ、の実力。
大学生の時に訪れて魂の一部をこの水族館に落としてきた。そして今も、これからも(たぶん大水槽の近くに)僕の一部は漂っている。
大水槽といえばジンベイザメ。もちろんマンタもいるし、ハタからサバまで60種以上が泳いでいて、何時間でもいられる。ここに住みたい、とさえ思う*1。
実際、長く見て楽しんでほしいというのは水族館側も考えているのだろう。今回のナイトアクアリウムでは、無印良品の「人を駄目にするソファー*2」が水槽前に並んでいた。
みんなだらしのない格好でジンベイザメやマンタを見上げている。大きな魚、大きな水槽は下から見上げるのがいちばん。
夏休みシーズンだったせいか、平日の夜でも混雑していた。
夜は外の公園や亀の飼育、イルカショーやジュゴンのエリアがほとんど閉鎖されている。海岸ゾーンにも行けない。そのぶん入場料金は安い。
でも日暮れ後の風景はとても綺麗だった。西洋人の老夫婦は思わず抱き合って踊っていた。
僕は一人旅だからぼうっと眺めているだけ*3。
美ら海水族館は、その周辺の公園も素晴らしい。真夏の花も思う存分楽しみたかったけれど今回は断念。とはいえ植物は街でも平和祈念公園でも見ることはできた。
そんな感じの水族館。四国には水族館が少ないため、久しぶりの大型館を堪能したわけで、今でもそれを引きずっている。
しっぽをなくしたイルカ -沖縄美ら海水族館フジの物語- (講談社青い鳥文庫)
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ああそうだ、今日からお弁当生活を再開したのだった。
学校はそれほど遠くなく、朝は早いが時間の余裕は(たぶん)ある。
だからできるだけお弁当は作ろうと思う。
しかし今日の説明会では、「お昼休み、お弁当持参の人は食堂があります。予約すれば云々、コンビニも隣にあります」みたいな話の後に、「それから、うどんや昼食を食べに外に行く方は‥」と言っていてなんだか実に讃岐っぽい。うどんと、昼食その他は別なのか。
- 雑穀ととうもろこしご飯
- シソの塩漬け
- 煮卵
- ささみハム
- にんじんマリネ
- しめじマリネ
- プチトマト
彩りが悪いこと、そして塩分の量が今日の失敗。保存性の高いものばかりだった。明日からがんばる。