今日のおやつ
静岡の街に行ったついでにMARIATHANKでアイスティーを飲んだ。
そしてアップルタルトを食べた。
はじめて食べたブラムリーアップル、なるほど酸っぱい。さっぱりした味わいは、お菓子の材料にぴったり、というか今までのリンゴとは別物だった。
人によっては驚くかもしれない。食べてみなければわからないのに、きちんと青リンゴ味という不思議な品だった。
この店のケーキの味付けや紅茶に、とても合っていると思う。リンゴのスイーツは甘ったるくて…という人に食べてもらいたい。驚いたあとに喜ぶと思うから。
旅の記録:京都大学白浜水族館
和歌山旅行の2日目に行った。
大学の附属施設、入場料は600円、だから地味で小規模だと思っていた。
朝9:00から開いているため、他の観光施設に行く前にちょっと立ち寄る、くらいの気分で計画に組み込んだのだ。
しかしそんな先入観を吹き飛ばす、すばらしく見応えのある水族館だった。
見た目は、本当に真面目で地味。
静岡県清水区にある東海大学海洋科学博物館よりも地味で、最初に見たときはなんだか嬉しくなってしまった。
でも内容はおそろしく充実している。
規模はそこそこ、派手なチューブ型水槽などは無い。
ただ、大型の水槽はいくつもあるし、そこに泳ぐ魚たちは元気いっぱい。
水槽や水が綺麗だったことも印象に残っている。というか、入館して最初に見た大型水槽の綺麗さに驚いたのだった。
小さな水族館ではあるが、基本的な説明が充実しているのも嬉しい。
最近はスタッフが手作りで用意した、面白おかしい説明が当たり前になった。しかし、素人の仕事だから、いつも読みやすくて面白いわけではない。
まず基本の情報が綺麗に並んでいて、追加で見どころや現状を説明した手作り表示があるスタイルは実に好ましい。
もちろん手作りの展示も工夫されている。
西ノ島*1の展示などは、研究者が島の調査や船での生活を心から楽しんでいるのが伝わってくる、力の入ったものだった。小学生からわかる書き方とふんだんな展示品は、さらっと見ても、じっくり見ても面白い。
グーグルマップやガイドマップの説明によると、エビなどの甲殻類を中心にした水族館とある。しかし行ってみればわかるけれど、魚も平均以上に見応えがある。
実際の滞在時間は、それほど長くはならない。
長く歩いて疲れる前に満足できる点は、メジャーな巨大水族館とは違った魅力といえる。
水族館を楽しんで外に出たら、目の前は砂浜や磯。
隣には南方熊楠博物館*2もある。そのまま、洞窟や奇岩が続く岬を散策することもできる。
南紀白浜に宿をとって観光をするのなら、ちょっとだけ立ち寄るにも良い場所だ。
他の観光名所ほど人はいないし、短い距離でコンパクトにまとまっている。
あと一泊できたのなら、この岬のあたりでのんびり過ごしたかった。
アドベンチャーワールドにも海獣館はあった。
帰路には串本海中公園という、水族館と海中展望塔の観光施設にも寄った。
どちらも良い場所だった。堪能した。
でも、今回の旅での“収穫”といえば、この京都大学白浜水族館をまず最初に挙げたい。おすすめです。