朝や夜を暖かく過ごすために、ルームソックスを買った。
夕食の材料を買いに立ち寄った際、ショッピングモールの無印良品で見つけたもの。
定価は600円くらい。今日は400円以下になっていた。
でも全く売れていないようで、大きなカゴに山盛りだった。
無印良品では珍しくない風景である。秋に見たときに「これは売れ残りそうだな。ずいぶんと挑戦的な商品だな」と思った品が、きちんと投げ売りされている。そうやって血を吐きながら走るマラソンみたいな流儀が、無印良品の今を作っている。これからも、ちょっと奇妙な商品をたくさん考えて、廉価に売り続けてほしい(でも定番商品は寸法・仕様を変えないでほしい)。
このルームソックスは、サイズが微妙なのだった。
商品タグには何の表示もないが、おそらくは婦人用。しかし婦人用にしては大きい。
サイズ欄には23cm〜25cmとあるが、これは紳士用としては小さすぎる。
とはいえ、他のサイズもない。駄目で元々と買ってみたら、26〜27cmの靴を履く自分でも窮屈ではない着用感だった。
朝起きて朝食の準備をして、いくつか家事を済ませて着替えるまで。
そして、夜にお風呂に入ってから寝るまで。
それぞれ、靴下を履かない時間があって、スリッパだけでは寒かった*1。
その隙間を埋めるのが、このルームソックスになる。
先ほどから履いているが、全く締め付けない柔らかさが素晴らしい。もちろん暖かい。
2足目を買うほどではないけれど、とても気に入った。
良い品を手に入れたと、自分の買い物に自画自賛している。
*1:防寒性能が皆無なスリッパなのだ。