左目とピンセット

 

先日、髪を切った。
当然、抜けた毛髪は短くなる。その先端は、切っていない毛先よりも鋭い。
そんな厄介な短い毛髪が抜け、左目に刺さった。当然、とても痛い。
取ろうと頑張ったら、白目が赤く充血してきた。
まぶたの裏側の粘膜に刺さっているようで、瞬きをするたびにチクチクと目を傷つける。刺激を受けた粘膜は膨潤し、さらに毛髪を抱え込む。

仕方がないから、目を洗うことにした。
本当は専用の洗浄液やカップが必要なのだろう。

しかし薬局に行くのも面倒だし、さっさとこの痛みを片付けたいので、自宅にあるもので済ませることにした。目指すのは小林製薬の「アイボン」だ。

 

洗浄液は生理食塩液を作った。
500mLの水に4.5gくらい(うろおぼえ)の塩。うっかり塩化カリウム添加の"減塩"タイプの塩*1を使ってしまったけれど、気にしない。

目を洗うカップは、それっぽい軟質プラスチック容器を使用。
中に生理食塩液を入れて目に押し付けると、ほとんど密閉状態となった。

この状態で、ぱちぱちとまばたきを繰り返す。
たまに鏡で見ると、問題の毛髪が外れかけているのが見える。

 

 

そのうち、ピンセットでつまめるくらいに毛の先端が浮いてきたので、取り去ることができた。
ちなみにピンセットはセラミック製の高級品*2。昔、仕事を辞めるときに上司からプレゼントされた。先がぴったり合って、とても使い心地が良い。金属製と違って先端の研磨や調整の必要がほとんど無いのが利点だ。
しかし家庭で、こんな風に活用できるとは思わなかった。

 

 

それ以外は、特筆すべきことが無い日曜日。
自宅の片付け(両親の終活)に付き合って倉庫作業をしていたら、喘息気味になってしまった。
今は鼻炎っぽい状態。目や鼻や喉の粘膜に優しくない休日となってしまった。

お題「手作りしました」

*1:家族が塩の摂取量を減らしたいということで、常備している。

*2:特殊用途向けのカスタマイズがされていて、市販されていないモデルらしい。

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