親の入院・看護そして介護に関する諸々で、疲弊した。
こういう時のために大きなフルーツゼリーを冷蔵庫に冷やしてあるのだが、どうにも食べる気がしない。甘いものを食べられないなんてヤバい状態!と焦ったのだが、考えてみれば夕食の量が多かったのだった。
仕方がないので、冷たいルイボス茶を作って飲んでいる。
心身ともに疲れた日ではあったが、家事カテゴリのタスクは妙に捗った日でもあった。
家族に頼まれ処分するよう積んであったノートパソコンを、回収業者に引き渡した。数ばかりあって履いていない靴下を捨てた。動きが悪いエアコンのルーバーにシリコンオイルを薄く塗ってみた。子供時代のアルバムを整理し、一部はデジタル化した。資格試験のテキストを注文した。
介護・看護の厄介事を、心が忌避しているのだろう。だから、ちょっとした空き時間には、他のことを進めてしまう。合間の家事に集中してしまう。それで面倒が減るわけではないのに。
テスト前の掃除みたいなものだ。
ここ数日、身体が妙に疲れるのは、たぶん普段よりも動いているから。
のんびりと、一番の厄介事にだけ関わるような器用なことは、僕にはなかなかできない。
友人から、肩こりに関して「これがベスト」と教わった薬を飲んでみた。
「奥田脳神経薬」という、市販薬にしては物々しい名前の薬。生薬*1と洋薬*2のハイブリッド。友人は「ストレスから来る頭痛」の際に飲むのだという。
肩こりは慢性的なものだが、今日のような心身ともに疲れた状況では本当にひどくなる。
飲んでみたところ、ほんの少し楽になったような気がする。お腹のあたりにあったストレスの塊が、すうっと消えた(ような気がする)。確かに効いてはいるが、おそらくは頻用すると身体が慣れてしまいそうな気もする。
そして、しっかりと眠くなる。肩こり用というよりは、神経が高ぶって眠れない時に、睡眠薬代わりに使うほうが良いのではないだろうか。
飲んで数時間経った今も、まだ眠い。
実際、今日のような日は、さっさと寝たほうが良いのだろう。
だから寝ます。おやすみなさい。今日書くつもりだった「東海大学地球史博物館」については、また後日。