一生分の喫茶店ピラフ(ハンバーグ乗せ)を食べてしまった:ピエール

昔の勤め先でお世話になっていた人達に、近況報告と挨拶に行ってきた。
勤め先はもう無いけれど、同じフロアで公私ともに助けていただいた方々は、今も元気に働いている。オフィスをリフォームしたと案内状が届いたので、ちょっと立ち寄ってみたのだ。

その際に、昼ごはんにおすすめの場所を教えていただいた。「ちょっと変わった外食」みたいな雑談の際に話題に上がったのだ。
なんだかにやにやして「行けばわかる」とだけ勧める。
それならば行くしかあるまい、とお昼に立ち寄ってみた。
それが「ピエール」。

 

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場所は藤枝市。昔は岡部町だった辺りか。
大昔から知ってはいたが、自分は入らないタイプの喫茶店だ。
茶店とはいうが、ランチ目当ての客がほとんどの安いレストランである。

メニューは膨大だった。ピラフやパスタやカレーに、オムレツやホワイトソースやハンバーグを組み合わせたメニューが目立つ。


それほど広くない店で、しかも新型コロナ対策で間隔を開けているせいで、常に満席状態。老若男女さまざまな客がいるが、肉体労働者風の人が多いように見えた。

なにしろここは、大盛りで有名な店なのだ。
僕はすっかり失念していて、扉を開けた瞬間に思い出した。「ああそうだ。ピエールといえば、志太地区では有名な大盛りの店だ」と。

 

とにかく「この店に来たらこれを選べ」と言われていた「ハンバーグピラフ」を注文した。

それほど待たずに料理は来た。
大きめの茶碗に4杯分くらいだろうか、巨大なピラフがお皿に盛られている。
その上に、やはり大きめのハンバーグが載っている。

ピラフは喫茶店風の、洋風チャーハンみたいなもの。
刻まれた野菜やハムが見える。
ハンバーグは意外と本格的で、少し苦味のあるデミグラスソースがよく合う味。

たまたま朝食をサラダと果物(甘夏)で済ませてきたから良かったものの、これだけの量を食べるのは楽ではなかった。
味は悪くない。おいしいピラフだったと思う。
ただし、ひたすら同じピラフを食べ続けるのは、それなりの努力が必要となる。僕も長い時間を氷河期中年として過ごしてきたので、もはや「ご飯が沢山あると嬉しい」とは思えないのだった。
仕方がないので、ハンバーグとデミグラスソースのリソース配分に注力することで、この山のようなピラフを食べきった。

夕方になってもお腹は空かず、夕食はキャベツの千切り、モヤシのカレー味マリネ、マシュマロ、麦茶で済ませた。

ちなみにスパゲティもカレーも量が多いようだった。
プリン・ア・ラ・モードやパフェも、たぶん大きい。甘いものが大きいのは素晴らしいことだが、さて再訪するかと考えると悩ましい。ピラフと同じく、量ばかり注目して、せわしなく口と手を動かすことになりそうで。

なるほどピエール。人気の理由がわかりやすい老舗だった。

 

お題「昨日食べたもの」

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