猫は玄関で眠る

今日は猫を預かっている。
知人の家の猫だ。故あって、一晩と半日ほど我が家で預かることになった。

先ほどまでリビングで遊んでいた。
夜は玄関に囲いを作って、その中のペット用ベッドに寝ることになっている。玄関なんて寒々しい気がするけれど、その猫はとにかく玄関が好きなのだ。以前に預かった時にも、寝る時間には玄関で勝手に寝てしまった。

だから今から玄関の靴を片付け、ペット用ベッドと専用クッション、それにトイレセットを設置する。
飼い主が持参したそれらの「お泊りセット」には、廊下を区切るための柵も含まれている。猫が本気を出せば飛び越えられそうな柵ではあるが、飼い主曰く"境界は尊重するタイプ"の猫だというから、信じて廊下に設置する。猫にとって危険な場所はないけれど、それでも夜中に勝手に出歩いてトラブルがあったら困るので。猫は平気かもしれないが、猫に関連する人間が困る。

 

 

それにしても手のかからない猫である。
匂いも抜け毛も無いようだ。あまりに埃っぽいと軽いアレルギーが出るのだが、今日はその兆候もない。だから先ほどから安心して遊んでいる。

餌だって、飼い主が持参したものをおとなしく食べた。
お刺身を好んで食べるだろうかと切れ端を与えたが、少し舐めた後は、とりあえず与えられた分だけは食べて、それでおしまい。それ以上は興味も無いようだった。


猫なのに身勝手なところが無くて、なるほどこれが借りてきた猫なのかと合点した。
昔の人はうまいことを言うものだ。

 

 

ちなみに猫の画像は無い。
とってもかわいいけれど、遊んでばかりで写真は撮っていないのだ。
こんな猫ならば3泊くらいはいてもいいのになあ、と思いながら眺めて遊んで、それで満足している。

 

 

そんな木曜日だった。朝から色々あったけれど、夕方に猫が来てからは「今日は猫の日」になってしまった。それがとても楽しい。

猫はたぶんあと少ししたら寝る。僕も寝ます。
おやすみなさい。

 

お題「ペットを紹介します」

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