大展示室展:静岡県立美術館

久しぶりに友人と会う。
今日は静岡県立美術館に行ってきた。

 

大改装を終えた県立美術館は、次の企画展の前に、がらんどうの美術館を見せるという面白い企画展を行っている。今は常設作品も無くて、芸術作品といえば屋外展示や別館(ロダン館)の彫刻だけ。
そのせいか入館料は破格の300円。
もちろん、ただの空き部屋を見せるだけではなくて、照明や展示方法の工夫、スタッフの苦労と気配り、美術館のハードウェアについての解説などが盛りだくさんではあるが、でもとにかく美術館なのにアートが無くて300円。

人によっては高いと思うかもしれない。そういう感想のブログも読んだ。
でも僕は存分に楽しめた。

元より、バックヤードツアー的なものは大好きなのだ。
水族館でも可能ならば参加する。一人旅だと機会もないのだが、それでも舞台裏は楽しい。

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それに、県立美術館そのものの居心地も気に入っている。
適温で、清潔で、座るところがあちこちにある。作家もののソファも座り放題。
そして何より静かなのがいい。
これで、熱いコーヒーや焼林檎や、趣味のいいパフェがあれば天国なのだが、そこまで言ったら贅沢だろう。
とにかく、広い美術館は、ただそこに居るだけで楽しめる。

しかもロダン館は開館中。地獄の門からカレーの市民まで、広い空間に配された傑作を何度だって楽しめる。

さらに県立美術館の外には、素晴らしい散策路が配されている(プロムナード、と看板には書いてある)。
今日は雨がちな天気で、短時間の散歩となってしまったけれど、静岡県中部で、ここまで広く、木が大きく、緑が濃い公園を僕は他に知らない。

 

 

というわけで、相変わらず素敵な美術館だった。
平日なら、もっと空いていて快適だっただろう。
でも満足した。もう少し近所に住んでいたら、定番の散策コースになっていたと思う。

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ところで今日の昼食はカレーだった。
最近カレーばかり食べている。
先日行った清水区の「ソワカ」に再訪したのだった。
今日はカツカレーを食べた。

12:30頃に注文したカツカレーは、限定10食の最後だったようだ。それほど混雑している店ではないのに、カツカレーは大人気。そして人気もうなづけるおいしさだった。
しかし、一人できりもりしていて、注文のたびに揚げるのは大変だろう。でも揚げたてのトンカツが、このカレーには必要だったのだろう。
静岡県中部におけるカツカレー・ランキングではNo.1かもしれない。

誰もこの店について騒いでいないようだが、僕としては2022年4月の大発見である。

 

 

また雨が降ってきた。先ほど少し雲が晴れたのだが、なんだか落ち着かない天気だ。
低気圧のせいか頭痛がする。なので今日はもう寝ます。おやすみなさい。

 

お題「わたしの癒やし」

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