旅が終わって

熱海・熱川の1泊旅行、無事に終了。
帰宅は数時間前だったが、しばらく荷解きもせずダラダラしていた。

お風呂に長く入り、ミカンとビタミン剤を摂取し、足の筋肉をもみほぐしていた。ちなみに風邪や疲労回復にビタミンCの効果は無いそうだが、こういうものは気持ちである。つまり鰯の頭も信心からというように、子供の頃から「ビタミンC!」と叫び続けてきた日本人は、あと数世代はビタミンCを尊び続けると思う。神様を信じずに初詣をする我々にとって、それくらいは容易いことだ。

話が逸れた。
要は足が疲れたのだ。

なにしろ坂が多い町ばかり歩いた。

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宿泊地である熱海は坂だらけ。商店街ですら坂である。どうかしている。
昨日も今日も自転車*1に乗ったけれど、ちょっとした散策でも位置エネルギーとかポテンシャルとか意識してしまう。
細い路地が多いから、徒歩も多かった。もちろん徒歩だって疲れる。

坂が多い街に建つ、古くて大きな観光ホテルもまた、曲者である。
増築を繰り返したホテルは廊下が長い。今の時期は閉めているフロアや施設も多いから、食事や風呂のたびに長い距離を歩かされる。露天風呂に行くだけなのに、初めて訪れるショッピングモールくらいに疲弊してしまった。

 

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今日行ったMOA美術館も、階段が多かった。斜面を利用した立派な美術館。今回は最上階にあたるフロアから降りていくわけだが、収蔵品を見るだけでも広くて疲れるうえに、庭園や屋外展示もあるから、やっぱり疲れる。
有名な、長いエスカレーターに乗っているだけでも大変だった。

しかし坂のある街は景色が良い。
なるほどマンガやアニメでは坂のある街ばかり出す理由がわかる。僕も「魔女の宅急便」のキキみたいに、箒やモップで空を飛びたい。

 

 

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熱川も(もちろん)坂が多かった。
気まぐれに夕方の温泉街を散策してみたのだが、お店は閉まっているし、階段や段差が多いし、もう大変だった。
さらに熱川における最終目的地であるバナナワニ園。ここも斜面に建っている。
どうしてガラス温室が連なる植物園と、ワニを育てるプールの複合施設が、こんな斜面にあるのか。

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それ以外もたくさんの坂を登り、そして降りた。
ここしばらく、そういう足の使いかたをしていなかったせいか、もう筋肉がぱんぱんである。

さらに言うと、昨晩も足が疲れて、なかなか寝付けなかった。
昨日もアートイベントで熱海の街や古いホテルを歩き回ったのだった。

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というわけで寝ます。旅の詳細は後日まとめる。


アメリカ陸軍の教本には、ほんの少し足を高くして眠ると疲労回復に良いと書かれているらしい。今日は足元に薄い布団*2を敷いてみる。

 

 

今週のお題「最近あったちょっといいこと」

*1:車に積んでおいた。

*2:僕が幼稚園時代に使っていた「お昼寝ふとん」である。

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