ラグジュアリーなミニバン

先ほど、故あって3時間ほどミニバンを運転してきた。
親戚の車を運んだだけなのだが、なかなか新鮮な体験だった。

 

 

なにしろ普段は普通のセダンに乗っている。ハイブリッド車をほんの少しスポーティーに味付けした(営業マン談)それほど大きくはない車だ。コンパクトカーほどではないにせよ、どちらかといえばキビキビと小回りが効く車。

それが今日は3列シートの、どかんと大きなトヨタの車。
屋根は高いし、車体は大きい。いや、欧米各国のミニバンに比べたらずいぶんと”ミニ”なのだが、日本の道ではかなり威圧感がある。一昔前のミニバンブームの車だから、フロントグリルもギラギラと立派である。小さな子供がいるけれど、まだまだワルなパパが乗るのが似合いそう。
はっきり言って、マツダのセダンとはキャラクターが違いすぎる。

でも運転している限りは、それほど違和感はない。
かつて仕事で借りたハイエースに比べれば、きちんと「乗用車」だった。車幅感覚が掴めれば、街中も楽に走れそうだ。
内装はまるで好みではないし*1、サイズのわりにふわふわと変な揺れ方をするし、燃費だって悪い。値段や雰囲気のわりに、細部の質感や乗り心地は安っぽいと思う。
正直、独り者には不要な車である。車体のわりに荷物も積めないし*2。乗るなら後部座席がいい。

「次の車検前には手放したい。もしよかったら、貰ってくれないか」と持ち主は言う。でもいらない。僕を知る人達も、僕がラグジュアリーなミニバンに乗っていたら驚くし、困惑するだろう。

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全然関係ないけれど、今日からシュトレンを食べ始めた*3
今年は遠方の知人からプレゼントされた。ラムに加えてキッシュとスパイスが香る不思議な味。薄く切り、少しずつ食べるほうがおいしいタイプの品だ。毎晩の楽しみができた。

 

 

*1:オートバックス的なラグジュアリー風味が強すぎる。

*2:座席を外してしまえば、自転車運搬に良さそうだ。

*3:試作品で、食べ頃がクリスマスよりずいぶん早くなってしまった…とメモが添えられていた。

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