食パンを買ったら半分に切って冷凍してしまう。
これはいくつかの理由がある。
まず量の問題。
僕は8枚切りが好きだ。10枚切りはもっと好き。トーストはかりっとしているべきだ、と考える。
なので昨今の6枚切り標準の風潮は迷惑でしかない。特に糸魚川静岡構造線より西では食パンが厚めになる。四国では8枚切りをほとんど見つけられない。同じ銘柄でも8枚切りだけ価格が高かった事もある*1。
好みの問題はともかくとして、6枚切りだと1枚では足りないことがある。2枚では確実に多い。
なので半分に切る。単純に調整の目盛りが細かくなるので、量の調整がしやすい。
冷凍庫に仕舞う時も、半分になっていれば場所の融通が効く。手持ちのチャック付きポリ袋(IKEAでまとめ買いした)に収めるのが楽になる。
そして調理の問題。
まだトースターを買っていない。しばらく買う予定もない。
食パンは、フライパンか、280円で買った焼き網(セラミック付き、網はフッ素樹脂加工)を使って焼いている。
2枚同時には焼けないが、1枚と半分なら並べられる。つまり、0.5枚分のパンを3枚ならば、並べかたを工夫して一回で焼ける。
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ところで10年ほど前から「丁寧な暮らし」が売りの料理研究家やライフスタイルアドバイザー的な人達の記事では、食パンがかなり焦げていた。全体がきつね色ではなくて、焼きムラがとても目立つ。
あの人達は田舎に移住して(あるいは古い一戸建てを自分達で改装して)麻布とかアフリカの籠に囲まれて暮らしている。当然、トーストのためのトースターなどは“暮らしに取り入れ”ない。それよりは、合羽橋か地方の朝市で買った焼き網を使う。
なるほど自分も焼き網で食パンを焼いてみてわかった。これ、油断すると焦げるし、まず間違い無く焼きムラが生じる。でも、色はともかく全体がかりかりと乾燥して、味はトースターと同じ。弱火でもあっという間に焼けるのも便利。
というわけでスーパーマーケットで買ってきた食パンは、まず半分に切って、冷凍庫に放り込む。切ったあと、耳の位置が互い違いになるように重ねるとくっつかない。1枚ずつラップフィルムで包む必要は、今のところ感じない。
なぜ冷凍するのか。
これは第一に、数日では食べきれないから。ご飯も食べるし麺も食べる。
それから、賞味期限間近のパンを買うこともあるから。つまり値引きシールに惹かれてしまうわけだ。食パンの値引きなんて大した額ではないけれど、スーパーマーケットのあのシールには抗いがたい魅力がある。もはや金額の問題ではない。
というわけで、自分は自分なりに丁寧に暮らしています。
今夜は玉葱とベーコンのカレースープを食べた。食パンは0.5枚、それにトマトと春菊も食べた。焼き網だと、スライスチーズを乗せてしっかり焼けないのが難点かもしれない。
ではおやすみなさい。
明日は夜に会食がある。お昼はお弁当にしようかなあ。先月(転職、転居、海外旅行を実施)の出費を計算して、なんだかとっても節約気分なのでした。
今週のお題「読書の秋」
*1:1食あたりの消費量を増やすパンメーカーの策略だと皆は気づいていないのか?僕は厚い食パンを食べたい時は4枚切りにする。6枚は中途半端だ。