ステンレスパイプを切ってもらった

平和な日曜日。
冬の服を一時的にかけておく場所が欲しくて、部屋に少しだけ手を入れた。

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ホームセンターでステンレスのパイプを買ってきて、棚の下に取り付けて、クローゼットのハンガー掛けのようにする。
僕の部屋は納戸というか収納庫みたいな場所*1を改造したので、棚だらけ。でもコートの類をかけておく場所がほとんど無かったのだ。

ステンレスのパイプはホームセンターでカットしてもらった。
金鋸で切るには時間がかかるし掃除も面倒。機械に任せたほうが早くて安くて間違いがない。

しかしこれが本当に時間がかかった。
ステンレスパイプを切るのに20分、そこから丁寧にヤスリがけをして、切断面をなめらかにするので20分。レジで加工をお願いしてから、放送で呼ばれるまで40分もかかってしまった。

普通は、ざくざくとカットして、軽く金工ヤスリをかけて10分もかからない。四国のホームセンターなど、そのへんにあったコンクリートブロックに切断部分をこすりつけて、ささくれた場所を削り落としていた*2。さすがにそこまで雑だと困るけれど、でもプロ向けの金属加工業者さんでも、滑らかになるまでヤスリがけをするとなると別料金となる。おそらくカットそのものよりもお金を取る。

きっと、このホームセンターでは、普段それほど金属パイプのカットをしていないのだろう。
さすがに手慣れた木材ならば、ここまで丁寧な仕事をしない。1カット40円の作業なのだから、せいぜい”ささくれ”を落とすだけだ。慣れない金属を扱うので、要求品質がわからなかったのだろう。

お店の人達には悪い事をしてしまった。
いや、自分としては綺麗に整えられた切断面は有り難いのだけれど、でも「悩むのなら丁寧にしよう」と担当者が考えて、40分も作業にかかりきりだったのならば、やはり仕事として間違っている。
カットサービス窓口から離れず、「そこまでしなくてもかまいませんよ」と伝えれば良かった。

ともあれ、新しく付けたハンガー用のパイプは素晴らしい。
冬のコートやジャケット、それに普段遣いのバッグも整理できた。
いわゆる突っ張り棒や、誰でも付けられるキットとは違い、見た目がすっきりしているのも良い感じ。

 

それ以外はもう、本当に何もしていない。
読書は進んだ。昼寝もはかどった。でも、それだけの1日だった。

 

 

 

 

*1:ハウスメーカーの目論見としては、この部屋に生活用品を整理することで、リビングやダイニングをすっきりさせたかったのだろう。
老夫婦が暮らすのに十分なコンパクトな一戸建てに、僕が転がり込んできたので、設計にない使い方をしているわけだ。

*2:僕は仕切りの隙間から見ていた。

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