スマートフォンが壊れた/おでんを作った

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スマートフォンの調子がおかしい。
何もしていなくても、充電量が数パーセントまで落ちてしまう。
買ってから3年は経っている*1から、いささか古い機種ではある。ただ、使用に何の不自由もしていないから、もう少し使い続けたいところ。

というわけで原因究明。
最初はソフトウェアのトラブルか、単に電源-充電池系のトラブルだと考えていた。
しかしその割には、不調時の挙動がおかしい。
特定のアプリが暴走しているわけでもないのに、CPUの稼働だけが激増している。

よくわからないのでインターネットとGoogleに頼ってみたところ、なんと電源スイッチの異常らしい。

  1. 鞄など狭い場所にスマートフォンを放り込む
  2. 電源スイッチが長く押しこまれる
  3. 再起動を数十回繰り返す
  4. 電力を無駄遣いする

という挙動が、この機種だけ(古くなってくると)発生する。

対応としては、分解してスイッチ部分の裏側を掃除して、軽くシリコンオイルでも塗れば、また数年間は大丈夫とのこと。
本当かな、と思ってしまう。
しかし英語と中国語のサイトでそんな情報があったから、試してみることにした。

分解自体は、それほど難しくなかった。
昨日の車の内装と同じく、プラスチックの爪さえ外れれば取れる。ネジは2箇所だけ。
薄いヘラが欲しいところだけれど、そんなに都合の良いものは手元に無いから、香川県立図書館のカードと、四日市市立図書館のカードを使った。
2枚のカードは傷だらけになってしまったが、もう使うこともないだろうから感傷と共にゴミ箱行きである。

スイッチ部分が特に汚れていたわけではない。
綿棒でこすっても、特に見た目は変わらない。
しかし今のところ、今朝まで頻発していた症状は出ていない。
出かけた先で、充電済みだと思っていた携帯電話が使えないと、なかなか困る。だからこれで修理ができたのならば素晴らしい。

 

 

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さて今夜のごはんは、おでん。
静岡県に住んでいるけれど、我が家のそれは「静岡おでん」の本流とは程遠い。
母の好みで、できるだけ澄んだ汁を目指す。何を使っても良いが、とにかく汁の透明度だけは維持しなければならない。

なので最近は、濁りやすい野菜類(メークインなど)は別の鍋で温めることにしている。
濁りやすい練り製品の多用は(おでんなのに)もってのほか、な我が家であったが、最近は孫達の好みもあって入れることが多い。ただ、孫が来ない平日には、昔と同じく練り製品のバリエーションに欠ける、地味なおでんとなる。
母が言うには京都風らしいが、僕が京都で食べたおでんは、もっと見た目が華やかで、具材の種類は多く、なんというか喜びに満ち溢れていた。
我が家のおでんは、なんと地味なのだろう。
そして両親は、いつになっても「僕は茹で卵をそれほど好まない」ことを覚えてくれるのか。子供の頃から訴え続けているのに、今日も「ひとり当たり○個」と計算された具材として、茹で卵が入っていた。そして「なんだ、食べないのか?」みたいな反応をされた。

 

 

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:初期設定などで「コンピューターの名前」を付ける時に、『購入年+[機種名]』『購入年+[ユーザーの名前]』としておくと、いつ買ったのか忘れても大丈夫。これも生活の知恵。

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