ドライブレコーダーをつけてみた

先日買っておいたドライブレコーダーを、自分の車に付けてみた。

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ドライブレコーダー本体は、市内の自動車用品店で安いものを買った*1。機種やメーカーは、もう忘れた。パッケージに書かれた数字と機能、そして値段だけで決めた。SDカードは余っていた128GBを活用。
電源はシガーライター的なソケット(名前を忘れた。アクセサリー用の給電ソケット)から取るのだけれど、自分の場合はiPodなどに専有されている。配線の取り回しなども考えて、ヒューズボックスから取るのが便利そうなので、それ用のキットをAmazonで購入。それ以外にも、配線を束ねるテープもAmazonで買っておいた。

  

 

作業は簡単。
仕事で電気機械の配線くらいは触っていたから、特に戸惑うことはない。
しいていえば、マイナス側をボディの金属に接続する「ボディアース」なる設計に慣れていないくらいか。素晴らしい工夫ではあるけれど、一般的な「アース」とは少し違うのにアースを名乗るので、なんとなく馴染まない。配線の順番によっては、ボディに端子が触れただけで通電しそうなのが怖いし。

 

車のメンテナンスマニュアルはオンラインで見ることができる。
ドラレコ 車名」で検索すれば、親切な人が記録も残してくれている。
それらの情報を、スマホに送っておけば屋外でも読むことができる*2
さらに、今の時代は動画で注意点などを説明してくれる人だっている。個人的には動画のアドバイスがいちばん役に立った。ちょっとした気遣いの部分をブログなどに書く人はいないので。


【N-BOX】元ベテラン整備士が解説!ナビ取り付け前編


【N-BOX】元ベテラン整備士が解説!ナビ取り付け後編

本体部分はフロントガラスの上のほう、そしてヒューズボックスは助手席の足元。
配線を隠すためには窓枠(ピラー)部分の内装を外す必要があった。

道具としてプラスチックのヘラも用意していたが、手だけでぱこりと外すことができた。最初は道具がなければ無理かと思ったけれど、自動車工場では作業員がぱこぱこと内装パーツをはめ込んでいる。ならば、ぱこぱこと外すこともできるはずだと信じて力を入れたら、綺麗に外れたのだ。
大抵の工業製品は、知識と信じる心があれば、人間の思い通りになる。「神様が作ったわけじゃない」と心に唱え続けることで、世界は人間のものになる*3

 

 

工具もほとんど必要なかった。
自分用の道具は、まだ引っ越し用荷物の箱の中。だから家族共用の日曜大工道具と、100円ショップで買った10Mのスパナで済ませてしまった。
トラブル無く配線を終えてテスト、何の問題もなくドライブレコーダーは機能している。

 

そういえば、カメラの位置は少し悩んだ。
フロントガラスの上部20%以内に納めよ、と法律では決まっているらしい。
運転の邪魔にならない場所となると、ルームミラーの裏側あたりが最適位置。しかし僕の車は、ちょうど運転支援機能が山盛りになった最初の世代で、フロントガラスの中央上部は、大きくセンサー・ユニットが専有しているのだ。

仕方がないから、助手席側のできるだけ中央寄り上端に取り付けた。
何も考えずに貼った「車検シール」が少し邪魔ではある。助手席に座る人も、最初は気になるだろう。しかし他に良い場所も無いのだった。

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余った配線やマニュアルは、ジップロックに放り込んで、車のトランクの奥底に収納する。いつか役に立つかもしれないし、そのままゴミになるのかもしれない。ただ、部屋に置いておけば確実に忘れる。

 

前述の配線用テープ(クッションハーネステープ)、初めて使ったけれど、これはなかなか便利。
べたつかないし、沢山のケーブルを綺麗にまとめることができるし、揺れる車内でもがたつかない。手で切れるし、ビニールテープなどより見た目も落ち着いている。
配線作業に使うテープとしては安くないけれど、普段使いの工作に活用できそう。

 

自分としては、ドライブレコーダーの必要性はそれほど感じていなかった。
ただ両親が心配するので、暇つぶしついでに取り付けてみた。だからこそ、自動車用品店やカーディーラーに頼まず、できるだけ安く済ませてみたのだ。

役に立つ機会が無いことを祈る。
でも、オモシロ映像が撮れますように、とも祈っている。

 

 

お題「これ買いました」

お題「手作りしました」

*1:タイヤ交換でポイントがたまっていたので。
価格や品揃えでいえば、Amazonが圧倒的に強いのだけれど、残念ながら“YellowHat ポイント”はAmazonで使えない。

*2:僕は面倒なので、iMacの画面をスマホで撮影して済ませる。二度と使わない情報だから手間はかけない。

*3:神殺しの力を、MAZDAに使うという皮肉。

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