今日のおやつはシュークリームとサバラン。
どちらも静岡市葵区の「スヰング洋菓子店」で買ってきた。
見た目通り、古くからある洋菓子店。
ケーキのスタイルも古い。バタークリームをたっぷり使ったケーキなど、昭和っぽい品も多い。
しかも値段も200円程度。高いものでも300円台と、昔風。
「暮らしの手帖」が好きな人なら喜ぶ店だ。
値札には必ずフランス語が添えてあるところも好ましい。
しかも、とてもおいしい。
自分の行動範囲では行きづらい場所ではあるけれど、機会があれば立ち寄りたい店なのだ。
最近は隣に「ひばりBOOKS*1」という素敵なセレクト書店ができたので、行く機会も増えた。
大好きなAlleeRestaurantも同じ通りにあるし。
シュークリームは、生クリームとカスタードクリームが選べる。
大抵は、もったりかための黄色みが強いカスタードクリームのほうを選ぶ。
サバラン(サヴァラン)は、ケーキ箱に入れる前に、ラム・シロップをちゅっと注いでくれるのが嬉しい。酸味もあって、紅茶にもコーヒーにも合う味だ。「ひたすらラム酒!大人の味わい!」といったサバランも良いけれども、昔のお洒落な洋菓子としてのサバランも素晴らしい。
いつまでも続いて欲しい店。
カフェやオーガニック系焼き菓子店とは違うラインで昔から続く洋菓子文化の名店。
知っているけれど行ったことはない、と静岡在住の人でも言うけれど、ぜひ一度立ち寄ってほしい。
ちなみにケーキを2つも食べたのは、ちょっとだけ良いことがあったから。
日々の彩りは甘いもので飾りたい。