見積もりの日

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月末に予定している引っ越しについて、いくつかの会社から見積もりをもらった。
昨夜に「まとめて見積もり」Webサービス的なところで簡単な情報を送ったら、朝から電話やメールが何本も来ることに。

電話だけで見積りを済ませる会社が、最も安い。何度か電話を繰り返し、そのたびに値下げを提案する。
次に安いのは、全国チェーンの大手。ここは下見次第で変わります、という。
高いけれどサービスも手厚そうなのが価格競争では3位。

それ以外は「島しょ部には対応していなくて…*1」という会社や、「費用ではなくて、別のサービスで勝負です」といった運送会社が多い。特に後者は、実家へ引っ越す場合には何の旨みもない。インターネットプロバイダーの通信料金が3ヶ月無料になろうが、中古車の買取査定が良くなろうが、僕には関係ない。

 

営業担当者が部屋に来て、実際に見積もりをする会社は3社。
全てベテランと新人の組み合わせ。
4月と5月の自粛期間の影響で、まだ新入社員がは本当に何もしない・できない、つまりただ横に立っているだけだった。彼らにとっても今月からが本番。

官公庁の異動は来月から、民間企業の転勤は「傾向がばらばらだが、今月後半からになりそう」と言っていた。
そのせいか、以前の引っ越しよりも、値引きやサービスによる「営業合戦」がえげつない事になっていた。ぼんやりとしたスケジュールで期日が曖昧(アパートの引き払い日以外は変更可能)な、ちょっと荷物の多い独身男性の長距離引越しは、彼らにとって良い客なのだろう。特に今の時期は。

つまり「即決なら○○万円」とか「いま相見積もり先へ電話をかけて断ったら、このお値段に勉強させてもらいます」といった話が、対面でも電話でもぽんぽん出てくる。
静岡の人間は「西日本の人は、家電量販店で値切る」と驚くが、そういう「価格交渉文化圏」な感じもする。

結局、価格では2番手で、代わりに梱包などサービスが手厚い会社*2を選んだ。
あまり安い会社だと、予定外の荷物増加(必ずある)だけで出費が増えるようなので。レビューサイトでも、安さで勝負しているところは、トラブルの報告も必ずあった。

こうして、引っ越しの日取りが決定した。
アパートの荷物の大半をトラックに載せるのが、引っ越しの前日。
その晩は、空っぽのアパートで寝袋かエアーベッドで寝る。
翌日、アパートを引き払ったら、実家に帰る。そんな感じ。

こうして予定日が決まると、気分もすっきりする。
それに、家に人が来るということで、午前中にはてきぱきと掃除片付けもできた。
どこまで営業の人達に見せるかわからないから、クローゼットの中もすっきりさせたし、ならばついでにとTシャツも夏に向けて洗い直したり、不用品をまとめたりと、とにかく家事が進んだ。椅子に積んであった冬のシャツも衣装ケースに移すことができた。

何か動き始めた気がする。なんとなくだが、今日から「引っ越し」の秒読みが始まった感じだ。

 

 

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止まっていた時計が今動き出した

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 全然関係ないけれど、今日のおやつは「豆かん−寒天」だった。
これも引っ越し準備といえるかもしれない。つまり、買い置きの赤えんどう豆を煮て食べれば、おやつにもなるし、荷物も減る。寒天が無くてもおいしかった。

お題「断捨離」

 

*1:四国の民よ、怒れ!

*2:トラックに隙間があれば、自転車なども無料で積んでくれるという。

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