停電と通信途絶

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今日は停電の日。
アパートの電気メーターをスマートメーターに交換するということで、各部屋が順番に停電していく。自分の部屋は午前の後半から停止する。

停電自体は10分もしていない。
事前に連絡があったので、パソコンだけ電源を切って待機していた。

部屋の電灯が消えて、読書をしていたら灯いて、それでおしまい。
いくつかの機器に時刻を再設定すれば、いつもの生活が戻ってくる。

そう思っていたが、パソコンというかインターネットに接続する機器がどうにもおかしい。Wi-Fiの電波は正常なのに、スマートディスプレイは完全に置き時計になっている(話しかけても黙っている)。パソコンは、久しぶりに再起動をした結果、様々なアプリやサービスが再認証を求めてきて「駄目です!認証できませんでした!」と騒ぎ出して、仕事にならない。

電力会社の作業員さんと相談した結果、アパート全体のメーターか配電盤を操作した際に、インターネット通信を司る機械が駄目になってしまったのだろう、という結論に至った。そういうことは稀にあるらしい。
他の階の住人も、通信ができないと(電力会社に)クレームを入れていたようだ。電力会社から順番に連絡が来て、下請け作業員さんにまで話が伝わっていた。

 

 

 

困っていてもインターネットは繋がらない。取り急ぎ回線の会社に電話をして、対応してもらう。
たぶん機器をもう一度再起動すれば良さそうな雰囲気なのだが、もちろん勝手にそんな事はできない。

電力会社の作業員さんは大きなワイヤーカッターを持っているし、僕だって4桁のダイヤルキーくらいなら開けることはできる。だからアパートの「インターネット回線用制御ボックス」の扉くらい開けてしまうことができる。

「でも駄目ですよねえ」「ですねえ」なんて話をして、作業員さんを見送る。
このご時世に、各部屋を廻って挨拶をして、ほぼ屋外の電気メーターを全て交換していくのだ。大変な仕事である。

ちなみに回線の復旧は、夕方まで待つことになった。
なにしろ人手不足らしい。
ハリウッド映画ならば、僕が電話の指示のみで変わりに復旧作業をするところだが*1今日はただ、待つのみである。

細々としたことを請け負っていたけれど、iMacWindowsのノートパソコンもインターネットと繋がらなければ効率低下、しかも今回は上記のように「認証」の嵐が吹き荒れている。

仕方がないから料理や読書をして過ごした。
回線復旧工事の「アパート側連絡先」のような立ち位置となってしまったため、迂闊に外出もできない。そもそも、パソコン作業のために行ける飲食店など、今は無い。

しかしまあ、のんびりと読書だけで過ごす平日も悪くない。
いつもはつけっぱなしのiMacも沈黙していて、たまに聞こえるのは携帯電話の通知音のみ。

そんなわけで、今日やるべきことの8割は、明日に持ち越すこととなってしまった。
通信回線が回復した後も、アップデートや再認証のトラブルや、よくわからないデジタル的な諸々が発生して、運動量はゼロに近いのに妙な疲れ方をしている。

先ほどようやく、夜の散歩をして、少しだけ身体を動かしてきた。
今日は月が明るい。金星も眩しい。薄曇りの空で、明るい星だけが見えていて、書割のようだった。

 

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*1:最後の最後に、図面に無い回路が見つかる。赤いコードと青いコード。