増税に伴うちょっとした混乱があった。
自分の住むアパートは、家賃や諸費用の支払いを指定のクレジットカードで行う必要がある。クレジットカード会社は取引実績を稼ぎ、大家と管理会社は支払い能力の保証をアウトソーシングできて、我々は敷金礼金を不要とし、そしてポイントのキャッシュバックがある。とりあえず3者がにっこりできる、上手く出来た仕組みだと思う。
もちろん我が住居にも消費税の増税の影響はあった。先月の初めには、請求金額が上がるという手紙が来ていた。
その件について今日、クレジットカード会社のアパート家賃管理部門から再び封筒が届いていた。
「うっかりして、今月分の請求は増税対応していませんでした。こちらのミスだから差額は弊社が肩替りしますねー。11月からよろしく!」という内容。
1軒あたりの額は大したことではない。
でもどうやらこれ、特定の大家や管理会社や地域のミスではないらしい。かなり広範囲に渡るミスらしく、プレスリリースも出ていた。
担当者の事を考えると冷や汗がでる。僕も前職では経理に関わっていたから「担当部門と担当者に平穏あれ」と祈ってしまう。
ちなみに駐車場代も「うっかり間違っていた」とのこと。
「こちらは、今月分は特例として弊社が肩代わりするよ。来月には相当額を加えて(10月と11月分を)請求しますのでヨロシクー」とのこと。それじゃあ特例で肩代わりじゃ無いじゃん、と思うのだがどうだろう。毎月、税務署に現金を納めるわけじゃないのに。
そんな手紙を、ふーんと読んでいたのが夕方の話。
そして夕食を食べてのんびりしていた時に、件のカード会社から電話があった。
「うっかりして、家賃に対し消費税をかけていました。(ご存知の通り)家賃は課税対象外です」という電話だった。
うっかりにも程がある。
このミスは特定のアパートにのみ発生したようで、事前連絡の際に誰からも指摘が無かったそうだ。僕だって見落としていた。でも当然、カード会社のミスである(管理会社や大家だってチェックはしていると思うのだが…。)。
先ほど見返してみると、そもそも増税による家賃改訂のお知らせにある表そのものが間違っていて、9月までの支払金額が8%課税、10月からは10%課税となっていた。
とはいえ家賃徴収を仕事とする会社なり部門なりでも、こんなミスがあるとは。
たぶん実態は、本当に小さい組織なのだろう。社会の大きな仕事を、特別に優秀でもなんでもない少人数で回すことができるのがコンピューターとネットワークの力。
でもうっかりミスは、まだ機械には防げない。AIに期待されるのはこういうところだと聞いたことがある。
それはともかく、当然ながら「払い戻し」的な処理は行われる。自分に損は無い。
しかしやはり、担当者や責任者の事を考えると冷や汗が出る。
この説明電話が(外注のテレホンサービス会社ではなくて)担当者の残業によるものだったら、と考えると他人事ながら辛い。
ずいぶんと疲れた、そして焦った声だったのだ。周囲も騒がしくて、なんとなく「トラブルの匂い」がした。
晩御飯の後の時間だ。夜勤でないのなら、家でのんびりすべき時間だ。
加えてアパートの住人の半分以上はまだ帰宅していない。電話での説明がいつ終わるかわからない。
お金の話は厳密にすべきだが、明日でも来週でも構わない話ではあるのだ。
もしかして、懲罰的な意味合いで残業して各戸に電話をさせられているのだったら、それは嫌だ。
もちろんそんな事は聞けないから、しっかりと「ご苦労さまです。ありがとう」と伝えるに留めたのだが。
さて今日のお弁当はこんな感じ。
- 緑豆と大豆のごはん
- 辛い鶏ハムとしめじ
- 蒸したアスパラガス
- キュウリとひよこ豆のサラダ
- バターナッツかぼちゃのバター焼き
- リンゴとラムレーズンの蒸し煮
お弁当箱が大1小2のセパレート式だと、2種類以上のおかずを用意する必要がある。それが狙いで買ったのだが(ちなみに無印良品*1)、たまに面倒になる事がある。ご飯と、量の多いおかず1品で、どかっと済ませたい時だってある。
最近「冬に向けてランチジャーを買おうかなあ」とぼんやり考えている*2。というか、冬の事を考えて「ランチジャーを買おうかなあ」と考えるのが秋の風物詩となっているような気もする。たぶんランチジャーのことを考える秋も、5度目か6度目だろう。
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