11個のおにぎりと、ケーキとコーヒーとSF小説。

朝からきちんと元気に家事をこなした。
もちろん月曜日からはじまる寮暮らしのための準備ばかり。

ご飯を合計で6合炊き、大半を冷凍おにぎりにした。
じゃこ天、ごぼう、ねぎ、人参などを濃いめの「けんちん汁」風に煮て、これも冷凍にする。取り分けて少し薄めれば、具だくさんの汁物になる、という目論見。四国暮らしですっかり好きになった「じゃこ天」は、生姜を効かせた汁物にするとおいしい。
プチトマトはヘタを取って洗い、密閉容器に移す。
ゆで卵もたくさん作り、酢醤油八角で中華風の「味玉」にした。
これらの保存食(?)を、来週は活用しようと思う。

昨晩、友人(家族が単身赴任している)から「ある程度『これさえあれば』という料理の備蓄を渡しておくとよろしい」とアドバイスを受けたのだった。
友人の場合は作って渡すのだが、僕は自分で作り自分で持っていくことになる。
現地にだってスーパーマーケットや飲食店は多いけれど、慣れた台所で好きな味に作った料理がいつでも手に入るのと、仕方なく買うお惣菜や安い外食とは、意味合いが違う。

 

冷凍お届けごはん 離れている家族に (講談社のお料理BOOK)

冷凍お届けごはん 離れている家族に (講談社のお料理BOOK)

  • 作者:上田 淳子
  • 発売日: 2017/06/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

寮で使いそうなものを選定し、買い物リストを精査した。なぜか窓の一部にカーテンがなかったので、家にあった布地で簡単に作ってみた。
「裁ほう上手」はすごい。

コニシ ボンド 裁ほう上手 45g #05371

コニシ ボンド 裁ほう上手 45g #05371

  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

嫌でも面倒でもないが、それでもやはり「必要にかられて行う、マイナスからゼロへ近づけるための作業」は、何かしらの負担になっていたのだろう。昼前に少し横になって読書をしたら、そのまま数時間、ぐっすり眠ってしまった。

てきぱきと身体を動かしていること自体は悪くないにしろ、これはあまり良い状況とはいえない。
ちょうど、寮暮らしのための買い出しに出かける必要もあったため、ずっと気になっていたケーキとカフェの店『パータボンブ』に行くことにした。
外出は自粛している昨今だが、これは本当に例外。お店が混んでいたら、ケーキを持ち帰りで買うつもりだった。

https://www.instagram.com/p/B-j9SUopO69/

 

幸いというかなんというか、カフェコーナーは誰もいなかった。
普段は(特にモーニングセット目当てのお客さんで)人気のお店らしい。

『キャラメル』なる四角いケーキと本日のコーヒー、どちらも素晴らしくおいしかった。特にケーキは、単品ではもう少し甘みが強くても良さそうな気がするけれども、コーヒーと合わせたら絶妙だった。強い甘みと濃いコーヒーではなくて、控えめにしてコーヒーに合わせる店は珍しい。たぶん紅茶にも良さそう。

外観や内装からして、僕の好きなタイプの店ではないというのが第一印象。
個人のお店にしては、隅から隅までしっかり作られ過ぎている。もう少し、試行錯誤感があったほうが、かつてのカフェ・ブームを知る身としては好みだ。

でもケーキもコーヒーもおいしかったし(コーヒーはおかわりした。二杯目が安くなるのも嬉しい)、コースターから飾り付けのモビールまであらゆるところにオリジナルの手が入っていて、静かで明るい店内も含めて、店を出る時にはすっかり気に入ってしまった。
嬉しい誤算だった。サイクリングや買い物も含めると十分に「生活圏」なので、必ず再訪するだろう。

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まとまった買い物を済ませ、帰宅して、一息入れたら、やはり疲れていた。
昨日に引き続き、自分が疲弊していることを実感する。

 

 

なめらかな世界と、その敵

なめらかな世界と、その敵

  • 作者:伴名 練
  • 発売日: 2019/08/20
  • メディア: 単行本
 

さて、午前中にちょっとだけ読んだ「なめらかな世界と、その敵」が、びっくりするほど面白かった。傑作SFと騒がれた事だけ知っていて、図書館で借りたのだった。
残念ながら、明日には返却しなければならない。なので今から、頑張って読む。
というか、今日と明日の”娯楽”は、この本だけで十分。

 

 

 

 明日は図書館に本を返しに行く以外は、たぶん家に篭る。
読書と家事と、身体を休める日にしたい。ちなみに今日も夜ふかしはしない。 

なめらかな社会とその敵

なめらかな社会とその敵

  • 作者:鈴木 健
  • 発売日: 2013/01/28
  • メディア: 単行本
 

お題「これって私だけ?」

お題「コーヒー」

 

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