昨晩は珍しく早い時刻にベッドに入った。そしてすみやかに眠ることができた。
明け方というより真夜中に近い時間に目が覚めてしまう。
トイレに行き、なんとなく顔を洗い、牛乳をコップに半分だけ飲んで、さあどうしようかと考えていたら、窓の外でがたがたばたばたと騒がしい。動物なのはわかるけれど、わかったからといって静かに眠るのも難しい。
というわけで、夜中に懐中電灯を持って家の裏に行ってみた。
音の主は白鷺。小鷺かもしれない。
家の裏側、給湯設備や太陽光発電システムの管理ボックス、その他の機器類がまとめて設置してあるところが、ちょうど僕の部屋の外側にあたる。そしてその一角が鳥にとっては「入ったら出にくい囲い」となっていたらしい。
どうして夜中に、僕が目覚めたタイミングで騒ぎ始めたのかはわからない。鷺というのは普段は川に住んでいるのではないか。
わからない事だらけだが、とにかくその深夜に鷺の救出作戦(光を当てて脅かして、囲いから外に出す)を試みる。
幸いなことに数分の試行錯誤で鷺は外に飛んでいった。
何だったのだろう、と考えながら再びベッドに戻り、朝まで眠った。
村上春樹的な出来事は発生せず、普通に夢を見て寝て起きた。
仕事はばっちり残っていたけれど、夜の“事件”のせいでやや寝不足気味。今日はほぼ定時で帰宅した。
肩こりが酷い。寝不足と肩こりには正の相関があると思う。
今日もさっさと寝る。鷺が夜に騒がなければ良いのだけれど。