昨日の日記に書いたとおり、天井のライトの蛍光灯が切れた。
蛍光灯を交換するより、シーリングライトそのものを買い換えたほうが安く、しかもLED化ができるようだ。
というわけで、帰宅前に買ってきた。
家電量販店には多くのメーカーと種類のライトが並んでいた。和風の四角いものから、90年代スタイリッシュなメッキ使いのものまで本当に多種多様。
しかし、8割以上は、シンプルな、何も装飾が無い、白い円盤型のものだった。あまり装飾過多なものは、デザインの流行としても、そして価格としても、求められていない感じがする。
価格と言えば、昔ながらの蛍光灯タイプが、未だにずいぶんな価格で売られている。LEDタイプのものが7000円程度、そしてサイズや機能が同等の蛍光灯タイプが、3万円以上する。
知り合いが働いているお店だったので(しかも客が少なかったので)、どういう人が買うのかを聞いてみた。
以下、知人の言葉を要約してみた。
意外と売れる。
買うのは専ら、年寄りだ。というか田舎の小さな家電量販店なんてものは、もはや年寄りとスマホしか使えないヤンキーだけが対象なので、あえてこういう“型遅れのものを、高めの値付けで”売る戦略をとっている。
年配の人達はLEDなんてわけのわからないものよりも、昔ながらの品を好むし、なにより「あんまり安いと怪しい」と考える。消耗品は節約するけれど、家電や据え付け型の機器は、高いくらいのほうが彼らにとってはリアルなのだ。
なるほどなあ、と感心する。
そういえば両親も、通販で買った安いパソコンなんてものは、どこか瑕疵があるものだと捉えていた。彼らにとって、Amazonも、TVのショッピング番組も、似たようなものなのだ。
そしてレジに行く前に見てみたパソコンコーナーは、案の定というか、安定の「型遅れ日本製、そして高価」路線だった。
NEC LEDシーリングライト LIFELED'S 調光・調色タイプ ~12畳 HLDCD1261SG
- 出版社/メーカー: NECライティング
- メディア: ホーム&キッチン
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今日買った、12畳用のLEDシーリングライトは、ものすごく軽く、そしてぺっこぺこである。だがしかし、きちんと設置すれば強度なんて関係無い。軽さは何よりも素晴らしいし、もちろんコストダウンにもなる。
調光機能、タイマー、そして常夜灯、どれもきちんとしている。光量は8割くらいでも十分に明るく、そこまで光を絞れば消費電力は蛍光灯の3割程度という概算。これで、たぶん家を建てた時には4万円くらいした蛍光灯タイプから7400円で更新できたのだから、今のところは満足だ。しかも「お得意様メール会員登録なんとかポイント5000円分」を貰ったから、それを使って2400円。昨晩に活躍したランタンにもなる懐中電灯よりも安い。NECの日本製。
取り外しと取り付けに要した時間は4分。その後の片付けに5分。帰宅して、家族が食事を用意している間に済んでしまった。
というわけで部屋が明るい。
夜のおやつは、沖縄銘菓の「くんぺん」。ピーナッツバターを使った固めのたまごパン風焼き菓子、といった感じか。どら焼きくらいのサイズで、わりと食べ応えがある。職場で貰った。素晴らしいお土産だと思う。