静岡でいちばんの牛タン焼定食

静岡県中部、少なくとも静岡市葵区駿河区、そして志太地区、榛原地区は、牛タン後進地区として知られている。いわゆる牛タン定食、仙台などで愛されるあの美味しいセットメニューを楽しもうと考えた人間は、静岡県中部においては絶望するのが当たり前だった。

僕だって、何度も悲しい目に遭ってきた。もう牛タン定食の夢は見ない。あれは県外で食べるものだと諦めていた。
そもそも扱う店自体が少ないし、ようやく探し当てた店のそれは、まず間違い無く質も量も満足できるものではなかった。本場ではない、ということを差し引いても酷いものだった。

が、今日はこの状況に光明が差す素敵な遭遇があった。
静岡駅の南口から徒歩で少し行ったところ、森下公園から数分の場所にある「こもれび食堂」の牛タン定食が、とても美味しかったのだ。

https://www.instagram.com/p/BGQfNj-GMa7/

店は目立たない場所にある。

21世紀初頭によくあるタイプの個人経営の洋食屋さん、といった雰囲気。お洒落ではないが、店主の過剰な自意識などは抑えられ、でも営業努力は継続中、という感じが気取らなくて良い感じ。
牛タンを使った品がメインらしいが、他にも美味しそうな煮込みや揚げ物や野菜料理がたくさんメニューには並んでいる。

ランチは800円くらいから、1400円ほどまで。昼の早い時刻にもかかわらず、お客さんが絶えない。うっかり「Closed」の札が見えていても、大丈夫、お店は開いています。

牛タン定食の牛タンは、厚みがあって歯切れが良い。量もたっぷりで、肉料理の定食にありがちな、ごはんとの配分を考える必要が無かった。もりもり食べても十分な量。味付けも好みに合っていた。

付け合わせは定番の浅漬け。キャベツからゴーヤーまで色々と刻まれている。唐辛子入りの味噌も、当然ついてくる。スープではなくて味噌汁だった。他に見馴れない葉野菜を使ったサラダも。
ごはんは、普通の白飯か、とうもろこしごはんが選べた。とうもろこしごはん、家でも作るが、美味しいものです。
こういった牛タン定食らしい品々とは別に、小さな前菜が3品最初に供される。手作りの豆腐、カボチャのスープ、そして鶏肉を煮たもの。どれも気が利いた味。予想外の上等な感じに驚いたし、嬉しくなってしまった。

tabelog.com

と、そんな感じの充実したお昼ごはんを食べることができた。
小雨に降られたが、そんなことは気にしない。

ちなみにおやつは、笠井珈琲店で「1/2アイスコーヒーとホットコーヒー(ミルク無)」および「ラズベリ」を楽しんだ。

https://www.instagram.com/p/BGQkAdqmMWs/

「ラズベリ」は、長方形に形作られたバタークリームのケーキ。ラズベリーを使ったバタークリームは初めてかもしれない。コーヒーに合う味。

静岡県静岡市葵区鷹匠1-8-6 2F
10:00-18:00
定休日 水曜日(わりと変動する)

 

 

部屋の片付けも概ね完了。
読書は予想よりも進んだ。梅雨入りを受けて、車のフロントガラスに撥水コーティングを施した。
概ね順調。何かを忘れている気がしてならないが、ともあれ寝ます。おやすみなさい。

 

 

未来恐慌

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