大豆入りの豚角煮

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お昼ご飯に、ちょっと素敵なものを食べてきた。

静岡市葵区鷹匠の「水塩土菜」の、大豆角煮。
有名なトンカツ屋さんで、もちろんトンカツはとても美味しい。贅沢で上品な味と雰囲気。でもこの店、一品料理もなかなかしっかりしている。その一品料理に「定食セット」的なものを追加すると、ご飯と味噌汁とサラダと漬け物がついて、きちんとした定食になるのだ。

今日は店に入ったあとで、「あ、揚げ物のお腹じゃない」と気付いた。
そこで、「水塩土菜」ではトンカツの次に有名な、大豆角煮を定食に仕立ててもらった。

豚の角煮にしては、味付けは濃くない。しかし味をしっかり吸い込んだ大豆は、茶色く染まっている。
角煮はとても柔らかく、とろりとしている。2つの塊は食べ応え十分。
しかしこの大豆角煮においては、豆こそが主役だと僕は考えている。

大豆さえあれば、ご飯はいくらでも進む。煮豆より薄味で、豚の脂と醤油と豆の味がとても美味しい。
塩豚をスープ煮にする時に豆は使うが、こういう和風の煮込み料理で豚肉と大豆を組み合わせたことはない。滋味というのか、しみじみ味わえる良いごはんだった。

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今日は久しぶりに「笠井珈琲店」に行った。

いつも通りに、「ブレンドコーヒー(ミルク抜き)+1/2アイスコーヒー」を注文。そしてケーキはレモンタルトを選択。
席につくなり、グレープフルーツのゼリーを1個サービスしてくれた。「酒は大丈夫かね?」と確認されたのでどんなものかと思ったら、きっちりワインが効いた味だった。
レモンタルトは酸味が強くて好みの味。
コーヒーは量も味も満足。

この店、ネルドリップで、注文を受けてから豆を挽く、にもかかわらず、コーヒー自体の淹れ方は大雑把だ。いつも量が一定しなくて、余ったぶんを後から注ぎ足してくれたりする。手が空くと新しく淹れたりもする。心なしか味も少しずつ違う。
でもきちんといつも美味しくて、そのマイペースなコーヒーが僕は大好きなのだ。今日もカップに1杯ぶんくらいは、オマケで注ぎ足してくれた。
ジャズに色々あるように、コーヒーだって求道的なものから、この店のように自由なものまで色々ある。それでいいじゃないか、と思える。何しろ美味しいのだから、文句は無い。

ホットコーヒーにクリーム入りの甘いアイスコーヒーを合わせる文化は、大切に守っていきたい。守るなんておこがましいが、これ、すごく素敵なので。

 

鷹匠に蘇る、「ブーケ」のコーヒー。 - t_ka:Diary

 

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