くわがたむし

先週、父の知り合いにヒラタクワガタを貰った。
虫取りが趣味で、しかし飼育には興味が無いらしい。だったらキャッチ・アンド・リリースすればいいじゃないか、と思うのだが「採ったからには持ち帰るのが性分」だそうだ。季節の折々に、昆虫を持って我が家に来る。
クワガタは、「お孫さんへどうぞ」とのこと。もちろん僕に孫はいない。父の孫(僕の甥と姪)へどうぞ、という事。しかし甥も姪も遊びに来ないから、僕の部屋でしばらく預かることになった。

100円ショップで買ったであろう、小さなプラスチックケースに入っていた。半分ほどマットが敷き詰めてある。ところでカブトムシやクワガタの飼育に使う焦茶色のおがくずを「マット」と呼ぶのは何故だろう。小さな朽木も置いてあった。餌のゼリーもある。

とりあえず部屋の冷暗所に置いて様子を見る。明るいうちは静かだが、部屋を暗くするとガサガサと音がする。

昨晩、やけにそのガサガサ音が激しくなった。なんだろうと夜中に見てみたら、メスが1匹、胴体で真っ二つにされて死んでいた。
クワガタには気性の荒い種類がいる、とは知識として知っていたけれど、相手を殺すほどの激しさは初めて。そしてインターネット上の情報によると、確かに「小さなケースに入れておくと、特にメスは危ない」らしい。

残念な、そして可哀想なことをした。
父の知り合いは「オスとメス、1匹ずつ」と言っていたから、これでオスが1匹になってしまった。
1匹だけ飼うのもなあ、と思いつつ餌の交換などしていたところ、なぜかメスが1匹発見された。なんだかよくわからないが、オスが1匹、メスが1匹が小さなケースに同居していることになる。
新たな惨劇を避けるために、隠れ場所となる枝を配置した。今のところ平穏だが、きちんと飼い続けるためには大きなケースを買う必要があるだろう。

 

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ところで今日は、かき氷を食べた。焼津市の丸玉園の「濃茶+小豆餡」。
少し前に「濃茶」のかき氷を食べて、すっかり気に入ってしまったのだ。オプションで小豆餡を付けてもらった。
甘みよりも苦味が際立つ「濃茶」と、とろっとした粒餡は、素晴らしい組み合わせだった。「甘さが足りなかったら蜜を追加しますので」と店員さんは言っていたが、僕にはこの物足りないくらいの甘さがちょうどいい。普通の宇治金時より好きかもしれない。

 

図書館で本を借りた。最近は読書が捗る。たぶん暑いから、外を出歩く時間が減っているのだと思う。

宇宙はくりまんじゅうで滅びるか?

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