蛸飯

 

日間賀島で買った蛸の干物を使って、蛸飯を炊いてみた。
土産物屋で買った真空パック入りのものは長期保管が可能なので、今回は港でおばあさんから買ったもの(普通のビニール袋入り)を使う。
分量もおばあさんのアドバイスに従い、薄味にする。
「旅館で出る蛸飯は酒飲みに合わせて味が濃い」
「おにーさんが自分で作るなら健康を考えて野菜も入れるべきである」
「蛸は出汁と色づけなので、少なくても十分」
といった事を、少し遠州訛りに似た早口で教えてもらっていた。

 

 

島の夜島の猫島の鳥島の寝犬島の花西港なのはな

干した蛸はざっと洗ってから調理バサミで切っておく。
水に浸けると想像より早く柔らかくなった。

おばあさんのアドバイスに反し、野菜は入れない。
3合炊きの炊飯器では、具を入れすぎると上手く炊けないことがあるのだ。

 

米は別に吸水させておいて、蛸の戻し汁と塩・醤油・酒で普段の水加減にして炊く。
炊き込みご飯は(特に魚介を使った場合は)すぐに炊いたほうが美味しい、と聞いたことがある。

炊き上がったご飯は、うっすらと桜色をしていた。
醤油を減らしたのが良かったのかもしれない。蛸も柔らかい。
朝食に丼で1杯食べた。

 

 

お弁当も蛸飯。
臭みが出そうだったので、ほんの少しだけ粉山椒を振った。
根菜と昆布の煮物、トマトのマリネ、高野豆腐、白菜の林檎酢漬けをおかずにする。

 

残りは食べきれないので冷凍した。
まだ干蛸は沢山ある。なかなか便利な食材かもしれない。

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