アーモンドタルトと地下道

所用で新静岡駅から駿府城公園のあたりにいた。
今日も暑いが、数日前の40℃に比べれば過ごしやすい。曇り空で日差しも弱く、風も吹いている。

それでも課外学習の小学生が木陰で応急処置を受けていたので、油断大敵である。
34℃は「過ごしやすい気温」ではないのだった。

そんな今日のおやつは、笠井珈琲店で食べてきた。
機会があればこの店に行く。なにしろ7月16日から9月12日まで夏季休暇となるのだ。

しかし、特に"夏っぽい"ものは注文しなかったのだった。

選んだのはアーモンドタルトと温かいコーヒー。コーヒーは量が多いかわりにミルクがつかないもの。

ゼリーやプリンも良いのだが、この店ではこっくりしたもの、香ばしいものをつい選んでしまうのだった。涼しい室内ならば、好きなものがいちばんおいしい。

アーモンドのタルトは、表面にアーモンドの粒が、そしてタルトの中にはクリームや砕いたものが入っていて、実にアーモンドらしさが強い。アーモンドをそのまま食べるよりもアーモンド感が楽しめる。お菓子というのは、こういうところがおもしろい。

帰路、ちょっと寄り道して電電ビル*1やパルコへ行ってみた。

パルコの前の呉服町通りには地下道がある。
大昔はずいぶん栄えていて「静岡の地下」には特別な印象を持っていた。
今日は人通りも少なく、なんとも寂しい雰囲気。地下水が側溝を流れる音が響き、まるで渓谷のように湿ってひんやりしている。多くのシャッターは閉められていて、かつての賑わいは皆無だった。

その変化に驚いて、思わず写真を撮ってしまったくらいだ。

夕方には帰宅できて、自宅作業で残務を整理できた。
この数日はほとんど歩いていない。なので、今日は歩き始めたときに、思ったように足が動いていない感覚がした。若い頃に旅行の3日目など疲れが溜まっているときに発生した現象だ。それが今は、数日の運動不足で同じことが起こる。
嫌だなあ歳はとりたくないものだなあと思って、しばらく歩いて、ようやく心の通りに身体が動くようになった。中年になってから、運動不足の影響が大きすぎる。

 

今週のお題「冷たい食べ物」

*1:電電公社のビルだから電電ビル。
民営化してNTTになったときに、一瞬だけティーティービルと呼ばれそうになったと、ここで働いていた両親が言っていた。
ただし電電公社・NTTの人たちはTTをティーではなくテッテーと呼ぶので、社内でテッテービルというのは違和感があると自然消滅したそうだ。
だから今もデンデンビル。

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