100:0の割合で

たとえ些細な交通事故であっても人の心には影響を及ぼす。
昨日の追突事故で、自分も少しおかしくなっている。

例えば買うのを我慢していた本をレジに運ぶ時に「せっかく生き延びたのだから」と思っていた。誰も怪我をしていない、相対速度20km/h以下と思われる衝突なのに。
ジャムが真ん中に乗ったクッキーを食べるときに「まあ事故の後だから仕方ないね」と言い訳をしていた。

そうやって、妙に甘やかしモードに入ってしまった月曜日である。

 

今日は何度か保険会社とのやりとりをして、(警察官の見立て通り)100:0で相手の責任となった。
明日にでも車は修理工場に渡したいところだ。なにしろお盆休みが近いうえに部品の手配も遅れがち、さらに代車の余裕も無いとのことで、とにかく早くに修理を進めたいところ。

 

 

今回は自分に怪我や後遺症も無いため、おそらく相手は行政的なペナルティは最小となるだろう。怪我や死亡が無い事故の場合、警察・免許制度の世界では交通事故と認識しない。
ただ昨日の警察での話だと「安全運転義務違反」という言葉が何度か出てきた。運転者が何度も「よそ見をしていた」と言っていたから、講習か何かは受けるのかもしれない。自分が初心者だったのは太古の昔なので、もうそのあたりの知識はわからないのだった。
正直なところ「こんなに一方的に面倒を押し付けておいて、違反点数もペナルティも無しなのか〜」とは思うが、なにしろ事故とはお互い様である。故意でないのなら、金銭的な補償がされたらそれで終わり。それ以上を求めると、世の中はとんでもないことになってしまう。

 

 

さて、今からスーパーマーケットに行って夕食の食材を買ってくる。
今日は手抜きで、お刺身を主菜にする。
それに適当な夏野菜で汁物を作るだけ。煮物の類は作り置きがある。

なにしろ昨日は事故に遭ったのだ。そして怪我もなく無事に乗り切った。全ては保険で円満に賄われる。だから、好物の魚を買うのも、ただ盛り付けるだけで済ませるのも、仕方がないことなのだった。

 

お題「わたしの癒やし」

 

 

 

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