今日の訪問先は、志太郡の沿岸部。いわゆる焼津市だった。
朝いちばんに焼津市役所へ行き、一日かけて港町や市街地を巡った。
焼津市役所の人がとても親切で、市役所以外の用事でも駐車場を使って良いと言ってくれた。田舎の役所なんて駐車場は余っているけれど、公的に「他の公営施設や支所に行くのなら使ってくれてかまわない」なんて言うところは珍しい。
おまけに、打ち合わせスペースみたいな部屋も貸してくれた。なので今日は市役所を拠点にして、あちこち廻ることができた。
焼津市役所は、いつの間にか新しくなっていた。
海が見えるくらいに近い立地だからか、津波対策が徹底している。駐車場も建物も階層が多くて、建物の1階部分はほとんどがらんどうの共有広場のようになっている。2階から上に市役所機能が集中しているのだが、1階の屋根が高いせいで2階といっても3階くらいの高さがある。
最上階には狭いながらも展望スペースがあって、港や駿河湾を一望できる。
そんな今日のお昼ごはんは、チーズナン。
同行者の奢りだ*1。他人の金で食べるチーズナン・セットほどおいしいものはない。
街中のよくあるインドカレー屋だが、なぜかちびっ子のお客さんが多かった。
というか、インド人・ネパール人母子のグループが来店しているようだった。
カレーはとてもおいしい。
チーズナンは甘く、かなりしっかりと焼いてある。サイズが絶妙で、もちろん満腹にはなるものの、大食いチャレンジ程の量ではないのがありがたい。
インドのミュージックビデオが流れていたモニターは、ちびっ子達のために「外国人の親を持つ日本在住幼児向け番組」みたいなチャンネルに切り替えられた。日本語と各種外国語が入り交じる、なかなか興味深い幼児番組だった。Amazonかどこかで配信されているのだろう。
ちびっ子達が、画面を見ながらきびきび踊るのを眺めながら、カレーを食べ、チャイを飲んだのだった。
焼津といえば、カツオとマグロ。だけど今日はインドカレー。
でも、適当に入った店だったが、食べ終えた頃には最初からチーズナンが食べたかったみたいに満足していた。
そんな水曜日。
同行者は駅前の日帰り温泉に立ち寄ると言っていたが、自分は興味がないのでそのまま帰宅。そういえば、市役所の敷地内にも足湯があったのだった。
*1:正確には、カイシャの経費だろう。