かたつむりと階段室

帰宅してからパソコンの前に座り、メールチェックやYou Tube鑑賞やMessengerの返信などをぼんやり行っていたら、もうこんな時間。
今日は疲弊している。朝から頑張りすぎた。
とりあえず、お風呂に入って今ようやく落ち着いたところ。帰宅後すぐにシャワーを浴びるべきだったのだ。

そんなへとへとの今日は、気味の悪い状況に2回、遭遇した。

 

 

 

まず昼過ぎに入った公衆トイレがすごかった。
コーヒーを服にこぼしてしまって、濡れたハンカチで応急処置だけをしようと公園のトイレに入った時に、たくさんのカタツムリに遭遇したのだった。
洗面台に数匹、そこから足元を見ると、また数匹。壁に目を移すと、まばらに何匹か貼り付いている。入り口の天井側にも、また3匹ほど。
とにかく視線を移すと、そこにカタツムリがいる。
これが一箇所に固まっているのならば、何かしら理由・原因があるのだが、まんべんなくあちこちにいるのは気持ちが悪い。自然現象らしからぬ、しかしそれ自体では無害なところが嫌な感じ。ホラー映画の序盤っぽい。

小さな生き物に生理的嫌悪感を抱くことは少ない質だが、このトイレは早々に立ち去った。ただ洗面台だけを使うつもりで入ったのだが、もしも用を足すつもりだったら、気味悪さもひとしおだっただろう。

 

 

 

2つ目の気味悪さは、ショッピングモールのイオンで遭遇した。
僕はイオンではエスカレーターよりも階段を好む。
特に吹き抜けの階段ではなくて、外壁に近い階段室の階段を歩く事が多い。
少しでも運動の足しになるし、人も少ない。

今日もそういう薄暗くて狭くて踊り場のある階段を使って、1階から2階に移動していた。
その階段のちょうど中間、踊り場のところに小さな子供がいた。まだ就学前だろう。
一人で壁に向かって何か言っている。
「ねえねえお姉ちゃん。誰に向かってしゃべっているの」
そう、踊り場の壁に向けて言っているのだ。壁との間には、一人ぶん位の空間がある。

なかなか怖い一人芝居・一人遊びである。
自分はオカルトには興味が無いが、聞く人によってはこの出来事から怪談が生まれそう。ごく自然に話しているし、階段室を出たあたりにいる親らしき人は気にもしていない。
でも、誰と話しているのかよくわからないお姉ちゃんが階段の途中にいたら、僕も気になったかもしれない。声はかけないかもしれないが、どんな人かと顔を見てしまいそうだ。

特に気味が悪いわけではないが、少し変な車も見た。
バイパスで隣を走っていたマツダ・ロードスターに「平成狸合戦ぽんぽこ」のステッカーが貼ってあったのだ。
ロールバーなどで改造された、少し古いロードスター。車好きにもアニメオタクは多い気がするが、ジブリは珍しい。「ぽんぽこ」は(あらゆる車種で)はじめて見た。
というか「平成狸合戦ぽんぽこ」の車用ステッカーなんて存在しているのか。もしかして特注か。とにかく、レーシーな改造をされたマツダ・ロードスターと「ぽんぽこ」は、とても似合わないと思う。
僕の車ではないから文句を言うのは間違っていることを承知で書いているが、まだ矢沢永吉倖田來未のほうが違和感が無いと断言できる。

 

 

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