所用で清水区へ。
清水港の倉庫街に車を停めたら、フェリー桟橋のほうに大きな船が。
最初は建物かと思った。もちろんそんなことはなくて、豪華客船だった。
清水港で豪華客船は何度か見たが、「飛鳥Ⅱ」は初めて。
実は両親がこれに乗って旅行をしたことがある。旅好きの両親にとっても人生最高の旅行のひとつだったようで、よく思い出話を聞いたものだ。
確かにすごい船だ。大きいだけでなく、とても綺麗だ。
"いいもの"っぽさがすごい。
ところで今日の清水港は寒かった。
用事を済ませたあとに昼休憩を兼ねてエスパルスドリームプラザや波止場周辺を散策したのだけれど、風は強いし気温は低い。おまけに曇り空からは小雨まで降ってくる。
そんな天気だが、ヨットハーバーの辺りではクラフトイベント「船とハナウタ」が開催中だった。
地元の作家さんも多いが、全国からも参加者がいる立派なもの。
革やガラスや陶器の作品のいくつかは、ちょっと気になっている。明日も開催中だというので、もしかしたら買いに行くかもしれない。
いちばん気に入ったのは、このブース（？）。
ウニの殻を未加工、未染色のままランプのシェードにしている。
棘の根本だった小さな穴から漏れる光が、とても繊細な印象。自然物そのままより素敵な、自然の造形。
ウニの殻にLEDランプを仕込んだ灯りは、それこそ100均工作などで見聞きしたことがあるけれども、これは全くの別物。
作家さんはこの方。
午後から夜にかけては、パソコン作業を自宅で延々と続けていた。
こういう時には料理が良い気分転換になる。
といっても今夜は主菜が塩鮭、副菜は冷蔵庫の片付けを兼ねているので、作業量としては大したことはない。今日のようなデスクワークでくさくさしている時こそ、豚の角煮などを作れば良かったのだ。
