昨年末からカーディーラーを何店か回って情報収集をしていた。
身体が不自由な親戚が車を更新するというので、車種の選定や見積もり、購入に係る手続きを手伝うことになったのだ。
その手伝い作業はまだ続いている。車椅子で乗り込める車を新調するのは、なかなか面倒なやりとりが多いのだ。
それとは直接の関係の無い話になるが、今日は自分の車を買ってきた。
といっても納車は8月過ぎとなる。
車のかたちが出来上がるのが8月末だというから、実際に乗れるのは9月になるかもしれない*1。ぜんぶプーチンとウイルスが悪い。
今の車も普通に使えてはいるけれど、いくつかの理由で更新することにしたのだった。
- 父や伯父・叔母を乗せる機会が増える→高齢者の乗降が楽な車にしたい
- 自転車趣味に力を入れたい→今の車は荷台(トランク)が狭い
- 吸気や燃料系の修理が急増している→いずれ数十万円の修理交換費用がかかりそう
- ライフスタイルの変化→おそらく日常的に長距離走行はしなくなるだろう
- 今年の後半に車検→車検直後に車を替えたくはない
つまり、今の車が壊れたり車検を迎えるよりも前に、高齢者の世話や自転車趣味に対応した車を手に入れたいと考えたら、そろそろ具体的に更新を考えなくてはならない時期ではあったのだ。
ちょうど親戚の車のことで資料や情報が集まっていたから、自宅で比較検討し、Webで見積もりを出してもらって、1店に絞って、えいやっと契約をした。営業担当者としては唐突だったようで、「正直驚きました」と言っていた。先日までは「親戚の代理で…」とパンフレットを集めていた人が、いきなり自分の車を買うというのだから驚くのも当然かもしれない。
今の愛車は、小さな故障が増えている。危険はないけれどいずれ面倒なトラブルになりそう*2。
自分で修理するのも近いうちに限界が来るだろう。
そんなわけで、軽自動車から外車まで比較検討をした結果、今回は新車で小さめの国産車を選んだ。
新車にしたのは、長く乗りたい事と、欲しいカテゴリの中古車が高騰していて割高感があるから*3。
先に書いたように納車は夏以降となってしまう。だから、今日のところはまるで実感がわかない。今の車が壊れないよう祈りながら、夏まで丁寧な運転をするつもりだ。
今の車は、カーディーラーの人が驚くほど長距離を走っているし、引っ越しから仕事まで使い込んだ不人気車種ではある。だから、想定より高い下取りとなったのは嬉しい。というか、車両本体価格の値引きができないから、下取り額を増やしてもらったのだった。
新春早々に大きな買い物。
景気のいい話ではあるが、なんとなく他人事っぽさも感じている。
必要にかられての更新であり、憧れの車種を頑張って手に入れるわけではないから。でも、今の条件と状況では最も満足できる車(と装備)を選べたとは思っている。
今から夏が楽しみだ。
全く関係ないけれど、今日は朝食も昼食も食べそびれて*4、早めのオヤツ時間にフレンチトーストを食べたのだった。
適当に飛び込んだカフェだったが、なかなか良いお店。
個人経営で、雑貨なども置いてあって、今どき珍しい"日本のカフェ"っぽい感じ。平成時代には、当たり前に見かけたものだが。